四大陸初制覇の宇野昌磨が帰国「モヤモヤを世界選手権にぶつけたい」

[ 2019年2月12日 19:18 ]

米国から帰国した宇野は笑顔で金メダルを披露する(撮影・沢田 明徳)
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 フィギュアスケート四大陸選手権で初優勝した平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(21=トヨタ自動車)が12日、成田空港着の航空機で米国から帰国した。ショートプログラム(SP)4位からフリーではルール改正された今季の世界最高となる197・36点をマーク。合計289・12点で頂点に立った。それでも、右足首の負傷とも向き合っていただけに「この四大陸選手権で練習を積み重ねての優勝ではなかった。やりきった実感、達成感はいつもより少ないと思う。その少しのモヤモヤは世界選手権(3月、埼玉)にぶつけたい」と語った。

 新王者の帰国には、報道陣約70人が集結。「準優勝と優勝ではこれだけの違いがあるんだなと今も実感させられています」と驚いた様子。右足首の痛みはないといい、「ベストであればサルコーであったり、もう少し高難度のジャンプもできると思う。ジャンプ以外もおぼつかないところが多かった」と世界選手権へ向けた修正点を挙げていた。

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2019年2月12日のニュース