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どうすればいい? 自宅にワークスペースを作るには

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娘と自宅で働く若い母
gpointstudio/gettyimages

リモートワークが広がり「自宅にワークスペースを作るにはどうしたらいいの」というママ達のお悩みが増えています。今から取り入れる際に役立つワークスペース作りのアイデアを、インテリアデザイナーの網村(あみむら)さんに紹介してもらいました。

網村 眞弓 (あみむら まゆみ)
カラー デザイン ファーム代表(インテリアデザイナー、ウエルネスライフデザイナー)
・色彩の効果や心理を活かし、健康で快適な、ウエルネスな暮らしを提案。ほっこりとした癒しのデザインやホテルのようなトレンドのデザインを得意とし、公共施設の遊具や子どもが泣かないクリニックのデザインなども手がける。

どこにスペースを作る?

自宅で仕事をすることになると仕事をするためのスペースが必要になります。しかし、空いている部屋やスペースはわずか…。その場合は今ある部屋の一角にワークスペースを作ることになります。では、ワークスペースをどこに作ればよいのか具体例を紹介していきましょう。

・キッチンの一角を利用する

キッチンのハイカウンターは作業をするのに適した場所のひとつです。子どもが小さいとママのひざに乗ろうとしたり、仕事にかかりきりのママの気を引こうと資料やパソコンの画面に果敢にタッチしたりすることもあるかもしれません。そんな時、ハイカウンターならうっかりキーボードを触られ画面が切り替わるなどというハプニングも防げます。イスは高さが調節できて長時間座っていても疲れにくい、背や肘のあるタイプを用意しましょう。

リビングにワークスペースを共存させる

リビングテーブルは自宅にワークスペースを作る一番の近道です。子どもが勉強したり、物が置かれたりしていることもあるでしょう。できれば大きめのテーブルにして広さを確保し、仕事に関係のない封筒やDMの束、調味料などは片付けて、仕事モードになれるよう整えましょう。
スペースにゆとりがあればリビングの一角にデスクを置いてもよいでしょう。リビングはTVがあったり家族もいたりと人の出入りが多く、物も多い場所のひとつです。子どもとの距離も近くなるので資料が散乱し雑然としないよう心がけましょう。

・マイスペースを確保するなら

食材のストックやゴミ箱などが置かれているちょっとしたスペースにハイカウンターを置き、ダクト(ライティング)レールにペンダント照明を吊るせば、おしゃれなカフェ風ホームオフィスが実現します。その他、階段下やクローゼットを片付けて机を置けば自分だけのスペースになり、資料もまとめて置けて生活空間が乱雑になるのが防げるでしょう。

限られたスペース 机は最低どのくらい必要?

奥行40~45cmx巾80cmほどあればワークスペースは確保できます。高さは身長や作業内容によりますが約65~70cm位ほど確保することをおすすめします。作業するPC画面が大きいと離れて見る必要があるので距離がとれるようL型にしたり、健康のため立って作業できるようにしてもよいでしょう。天板は、角があると子どもにも危ないので、丸く面とり処理されたものを選びましょう。近くにコンセントがない時は、延長コードでPCや照明用の電源も忘れず確保しましょう。

オンライン会議の際は

Web会議で背景が見え、生活感が気になる方もいるでしょう。バーチャル背景を使う際も、カメラに映る背景が壁のみといったプレーンなほうが上手くはまります。イスを動かしてシンプルな面が背になるようにしたり、BOX家具に本を入れたり、柄物の壁紙で背景を整えるのもよいでしょう。
自宅では音の問題が生じることもあります。子どももいて気が散った時は、一人だけのこもりスペースに移動して、気持ちを切り替えるのもひとつの解決策です。

ちょっとこもりたい時には

昼は人の出入りが少なく穴場なのが寝室です。家族や子どもが家にいると、気が散ることもあるでしょう。「Web会議のために車にこもった」といった話も聞きます。寝室は集中できない時や、考えをまとめたい時、クールダウンしたい時などにおすすめです。
寝室に机を置いてワークスペースにしても良いですが、子どもが小さいと目が届かない心配も。ご自身の仕事の仕方と子どもの年齢や距離感のバランスを取りながら、仕事の場所を決めるとよいでしょう。

家の中でも気分転換できるようにする

家が仕事場になると、仕事と家庭での気持ちの切り替えしづらい時も出てきます。長く家にいると、家事からも仕事からも切り離された、ほっこりできる息抜きスペースが必要です。
ベランダや庭など、移動して気分転換できる場所を作りましょう。仕事中も窓からの光や緑を感じて自然を意識したり、好きな音楽などかけたり、小さなリフレッシュを心がけ、合間には、子どもとワークアウトやベランピングを楽しんでもいいでしょう。

隣に子ども用のイスを置いて、ママのお仕事タイムは子どももお仕事気分など、飽きない工夫をしてもいいですね。

おしゃれな色のチョークペイントやチョーク壁紙も出ています。子どもの目線に合わせた落書きコーナーをDIYすれば、気分も上がり素敵なワークスペースになるでしょう。

ウイルスの発生を抑制する抗ウイルス壁紙や、ウイルスを不活性化するファブリックも出ていています。機能やアイデアをプラスして、家の中でも安心で変化のあるインテリアを心がけましょう。

オンとオフを棲み分け、子どもとの楽しいワークスペースを

家に仕事場を作ると仕事と家庭の切り替えがしづらくなりがちです。
仕事の合間にはベランダに出て光を浴びてリゾート気分を取り入れ、子どもの居場所に配慮したワークスペースを確保して、楽しく快適に過ごしましょう。

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