元1位リオスが異議申し立て

元男子世界ランク1位のM・リオス(チリ)が、地元チリ・テニス協会へ1998年の全豪オープンの決勝戦で対戦したP・コルダ(チェコ共和国)へ、その時にドーピング違反がなかったか調査して欲しいとリクエストを出し、協会はそれを国際テニス連盟(ITF)へ求める方針を下した。

その決勝戦ではコルダがリオスを6-2, 6-2, 6-2のストレートで下し、自身初で唯一のグランドスラム優勝を飾っていた。

コルダはその年、その後に行われたウィンブルドンでは違反薬物の反応が出ていた。しかしコルダは、1999年半ばで引退するまで、それに対する処分は下されていなかった。

「チリ・テニス協会は、マルセロ(リオス)を指示するつもりである。彼はチリのテニス史上最高の選手と言える選手だからです。」と協会のスポークスマンであるロドリゴ・バルデベニート氏が木曜日にAP通信社のインタビューに答えた。

バルデベニート氏は、協会は近いうちの調査を要求している事も明かしていた。

リオスはコルダの違反が見付かった場合は、その時の全豪オープン・チャンピオンであると認めてもらいたいと言う。リオスはグランドスラムで決勝の舞台に立ったのはその1度だけで、ATPツアー史上唯一グランドスラム優勝のない世界ランク1位の選手だった。リオスは2004年に現役を引退している。


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(2015年3月6日9時10分)
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