錦織に「負けたと思った」

男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は27日、シングルス準決勝が行われ、第7シードのD・メドヴェデフ(ロシア)が第4シードの錦織圭を6-4, 3-6, 7-5のフルセットで破り、決勝進出を果たした。

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今年1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)決勝で錦織に敗れていたメドヴェデフは、この日ファイナルセットで先にブレークを許したが、2時間24分におよぶ激闘を制した。

男子プロテニス協会のATPにはメドヴェデフのコメントが掲載されており「もう少しで負けるところだった。ファイナルセットはブレークアップされて、その時は負けたと思った。挽回するために集中を維持できて本当によかったし、逆転できた。決勝にいけてうれしいよ」と喜びを語った。

「耐えるしかないとわかっていた。圭には、そうすることが全てだと。彼(錦織)は流れをつかんでいたけど、ミスする場面もあった。圭がいいプレーをしている間、できるだけゲームを取る必要があった。2ブレークダウンされないようにした。そうでなければ、おそらく負けていた。そこが鍵だった」

決勝では、第3シードのD・ティーム(オーストリア)と対戦する。ティームは準決勝で第1シードのR・ナダル(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。

メドヴェデフとティームの決勝は、日本時間28日の23時(現地28日の16時)以降に開始予定。

クレーで初優勝、今季2勝目を狙うメドヴェデフは「どのサーフェスにも対応できるようになってきて、僕にとってはいいこと。毎日成長し続けたい。それが目標で、もっと多くの選手に勝ちたい。それが成長するということ」と意気込んでいる。

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(2019年4月28日11時51分)
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