「錦織はマラソンマン」と全仏

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3時間49分の死闘を制した錦織圭
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テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は27日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク35位の錦織圭が第32シードのD・エヴァンス(イギリス)を1-6, 6-1, 7-6 (7-3), 1-6, 6-4のフルセットで破り、6年連続9度目の初戦突破を果たした。全仏オープンの5セットマッチで7勝目をあげた錦織を、大会のツイッターは「マラソンマン」と称した。

>>錦織vsトラヴァグリア 1ポイント速報<<

>>錦織ら全仏OP対戦表<<

これまでの全仏オープンでフルセットに突入した際、錦織は今回を含めると7勝1敗の戦績。同大会の5セットマッチで唯一敗れたのは、JW・ツォンガ(フランス)に惜敗した2015年の準々決勝。

この日3時間49分におよんだ死闘を制した錦織は会見で「第2セットでは我慢強くプレーして、それがうまくいき始めた。雨も降っていたし、普通の状態ではなかった」と振り返った。

今年の全仏オープンは新型コロナウイルスの影響で開催時期が5月から9月へ延期。さらに観客動員数が1,000人に削減、使用球の変更、予選は無観客で開催、定期的なPCR検査を受けるなど、これまでとは異なる状況で行われている。

2回戦では、世界ランク74位のS・トラヴァグリア(イタリア)と対戦する。トラヴァグリアは1回戦で同51位のP・アンドゥハル(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。

その他の日本勢では、世界ランク52位の西岡良仁は第19シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)、同94位の杉田祐一は第28シードのC・ルード(ノルウェー)、同95位の内山靖崇は同87位のA・バラズ(ハンガリー)と1回戦で顔を合わせる。

今大会の第1シードはN・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードはR・ナダル(スペイン)、第3シードはD・ティーム(オーストリア)、第4シードはD・メドヴェデフ、第5シードはS・チチパス(ギリシャ)、第6シードはA・ズベレフ(ドイツ)、第7シードはM・ベレッティーニ(イタリア)、第8シードはG・モンフィス(フランス)

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(2020年9月28日6時41分)
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