アメリカの経済誌フォーブスの２０２３年版スポーツ選手収入ランキングが２日に発表され、昨年に現役引退した元世界ランク１位のＲ・フェデラー（スイス）が推定９,５１０万ドル（約１２９億円）で９位となり、トップ１０に入っている。

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グランドスラムを２０回制覇したフェデラーはひざの負傷の影響もあり２０２１年６月のウインブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）を最後にツアーを離脱。昨年９月に開催されたレーバーカップ（イギリス/ロンドン、室内ハード）をもって、現役生活に終止符を打った。

４１歳のフェデラーは２０１９年、投資家としてスイスのパフォーマンスブランド「On（オン）」のシニアチームに加入。世界で最も成功したアスリートとしての知見を活かし、フェデラーはOnの製品開発、スポーツマーケティング、そしてチームカルチャーの醸成など、現在もサポートを続けている。

さらに今年４月、イタリアのアイウェアメーカーであるエシロールルックスオティカとともに、「RF（ロジャー・フェデラー）」と「OLIVER PEOPLES（オリバーピープルズ）」のブランドにおいてアイウェアのデザイン、製造、世界的販売に関する独占ライセンス契約を締結したことを発表。「オリバーピープルズとコラボレーションできることに感激している」とSNSで明かしていた。

フォーブスが掲載した２０２３年版スポーツ選手の収入ランキングトップ１０は以下の通り。

１位：クリスティアーノ・ロナウド １億３,６００万ドル（約１８４億円）/サッカー
２位：リオネル・メッシ １億３,０００万ドル（約１７６億円）/サッカー
３位：キリアン・エムバペ １億２,０００万ドル（約１６３億円）/サッカー
４位：レブロン・ジェームズ １億１１９５万ドル（約１６１位億円）/バスケットボール
５位：カネロ・アルバレス １億１０００万ドル（約１４９億円）/ボクシング
６位：ダスティン・ジョンソン １億７００万ドル（約１４５億円）/ゴルフ
７位：フィル・ミケルソン １億７００万ドル（約１４３億円）/ゴルフ
８位：ステフィン・カリ― １億４万ドル（約１３６億円）/バスケットボール
９位：フェデラー ９,５１０万ドル（約１２９億円）/テニス
１０位：ケヴィン・デュラント ８,９１０万ドル（約１２０億円）/バスケットボール



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