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ゴルフ

松山英樹と笹生優花がメジャー初制覇! 稲見萌寧は日本勢初の五輪銀メダル――2021年の日本ゴルフ5大ニュース

山西英希

2021.12.31

傑出した活躍を見せた笹生(左)、松山(中央)、稲見(右)。今年も日本ゴルフ界は数多くの話題に彩られた。(C)Getty Images

傑出した活躍を見せた笹生(左)、松山(中央)、稲見(右)。今年も日本ゴルフ界は数多くの話題に彩られた。(C)Getty Images

 2021年もあと少しで終わる。今年も日本ゴルフ界はさまざまなニュースが飛び交ったが、今回はそのなかから強く印象に残った“5大トピック”を選出した。日本ゴルファーたちの見事な活躍に想いを馳せつつ、この1年間を振り返りたい。

【PHOTO】悲願のメジャー初制覇! 松山英樹、日本中に感動を呼んだ「マスターズ」の激闘を厳選フォトで一挙お届け!

◆松山英樹のマスターズ制覇

 2021年のニュースというよりも、過去を含めて日本ゴルフ界最大のニュースと言えるのが、「松山英樹のマスターズ制覇」だろう。

 何しろこれまで数多くの日本選手が挑戦しては、ことごとく砕け散ってきた男子のメジャー競技で、ついにその壁を乗り越えて頂点に立ったのだ。後々まで語り継がれる偉業を達成したのは間違いない。しかも、メジャーのなかでも圧倒的な飛距離と正確なアイアンショット、繊細なパッティングを求められるマスターズでの優勝だけに価値がある。

 実際、国内での反響も大きく、テレビのワイドショーでは松山の特集を組み、スポーツ紙は一面を飾り、出版社からは優勝記念号が何冊も発売されたほどだ。松山はまだ29歳と若く、日本選手の呪縛を解いたのだから、メジャー1勝とは言わず、グランドスラムを目指してメジャーでの優勝回数をどんどん増やしてほしいものだ。
 

◆笹生優花の全米女子オープン制覇

 6月に届いた「笹生優花の全米女子オープン制覇」もホットなニュースだった。しかも、プレーオフの相手が畑岡奈紗である。

 どちらが勝っても同大会を日本選手が制するのは初めてだったが、女子メジャーのなかで最高峰とも言える大会であり、この2人が首位タイで終えたこと自体が快挙だろう。岡本綾子や小林浩美、そして昨年の渋野日向子らが優勝まであと一歩のところで手が届かなかった悔しさを一気に晴らしてくれた。

 19歳と351日だった笹生は大会最年少での優勝記録を塗り替え、樋口久子、渋野に続く日本選手として3人目の女子メジャー覇者となった。22年からは本格的に米女子ツアー参戦となるが、松山同様にメジャーでの優勝回数を伸ばしてくれることを願いたい。

◆稲見萌寧の東京五輪銀メダル獲得

 優勝こそならなかったが、それに近い感動を与えたのが、「稲見萌寧の東京五輪銀メダル獲得」だろう。先に行なわれた男子の競技では松山が惜しくもメダルを逃していただけに、稲見にかかる期待も大きかった。

 最終日は17番ホールを終了した時点でトップに並ぶなど、その期待に応えた稲見。金メダルこそ世界ランキング1位のネリー・コルダ(アメリカ)に譲ったが、米ツアー16勝のリディア・コ(ニュージーランド)との銀メダルをかけたプレーオフを制し、日本人初のメダリストに輝いた。

 それを讃えるかのように、テレビの平均視聴率も16.4%と高い数値を記録。男子はさらに上をいく20.7%を記録したが、五輪を通してゴルフに対する注目度が上がった証だと言えるだろう。
 
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