現地６月９日に本拠地で行なわれたシアトル・マリナーズ戦に大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）は、「２番・投手兼DH」で出場。初回に２ランを許した二刀流だが、３回には自らのバットで同点に追いつく特大２ランを放った。

【動画】自ら取り返した！大谷の特大17号２ラン

　ジャレッド・ケルニック（マリナーズ）にスライダーを右翼スタンドへ運ばれ２点を失った大谷は、打席では好調だった。３回に第２打席に立つと、相手先発ルイス・カスティーヨのチェンジアップをジャストミート。打球は大きな弧を描き、そのままバックスクリーンへ飛び込んだ。
  　今季17号２ランを放った背番号17に現地では感嘆の声が漏れている。米放送局『FOX Sports』は、「先発のショウヘイ・オオタニが440フィート（約134.1メートル）かっ飛ばし、２ランで同点に追いついた」と驚きをもってHR動画を共有すれば、米放送局『NFL Network』で解説を務めるアダム・ランク氏は、「ショウヘイ・オオタニは今夜投げてもいるんだ！」と目を丸くする。

　第１打席は内野安打、第３打席には二塁打でまたもサイクル安打で今季３度目となるサイクル安打に王手をかけた大谷。現在、試合は６回を終わって５対３とエンジェルスがリードしている。

構成●THE DIGEST編集部

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