カーリングの日本混合ダブルス選手権(青森・みちぎんドリームスタジアム)は、吉田夕梨花(27=ロコ・ソラーレ)、松村雄太(31=コンサドーレ)組の初優勝で幕を閉じたが、藤沢五月(29=ロコ・ソラーレ)の新ユニホームにも大きな注目が集まった。

 一般的にカーリングのユニホームはパンツスタイルが多い。しかし、藤沢はかねて「ズボンが嫌でスカートをはいてみたい」との思いを抱いていた。そんな中、ペアを組む山口剛史(36)が所属するSC軽井沢クラブがヨネックスから提供されたウエアを着用している縁もあり、藤沢も同社のカタログを熟読。同社の担当者によると、テニス・バドミントン用のスコート(スカート)を選んだという。

 カーリング用ではないものの、同担当者は「ストレッチが効いて動きやすいため、その他競技でもお使いいただけます。激しい動きステップに対応できるようにストレッチが効く素材を使用しています」と太鼓判を押す。実際に藤沢も、初戦後に「すごいストレッチがあって動きやすいので、はいてる感じがしないっていう言い方がいいか分からないが、調子はいいです」と絶賛していた。

 ただし、今後のカーリング用のユニホーム販売について、同担当者は「現状予定はございません」と話した。