フリーアナウンサーの森千晴(24)が6日、レギュラー出演しているテレビ朝日系「グッド!モーニング」(月~金、午前4時55分)に復帰した。森アナは同局の佐々木一真アナ(25)との〝泥酔ハグ〟が先月27日に「NEWSポストセブン」に報じられ、出演を自粛していた。

 この日の「グッド!モーニング」の放送では騒動に言及しなかった森アナだが、自身のインスタグラムを更新。「おはようございます!『グッド!モーニング』に今日から出演しています。改めて、誠心誠意取り組んで参ります!」と決意を新たにした。

〝泥酔ハグ報道〟について、テレビ朝日は事実関係を認め、森アナが所属する「セント・フォース」は「あるまじき行為」と断罪した。その上で「番組出演の自粛」という厳しい判断が下された裏には、先輩アナを巻き込んだ事務所内の事情もあったようだ。

「セント・フォース」と言えば、岡副麻希、新井恵理那、鷲見玲奈、神田愛花ら人気フリーアナが多数所属している。

「もともと『グッド!モーニング』には〝先輩〟新井アナが総合司会を務めていましたが、6月30日で産休に入りました。そこで事務所がプッシュする森アナが出演することになったのです。これから森アナの出演が増えるはずでしたが、今回の件でそれも難しくなりました。現在、不況で番組制作費が削られている各局は、自局アナを起用したがる。それでも起用してもらったのに…。森アナも責任を感じて事務所とテレ朝に涙を流して謝罪したと聞いています」(同局関係者)

 さらに森アナのスキャンダルの余波はこれだけでは収まらなかった。TBSを10月で退社した山本里菜アナ(29)の〝古巣復帰〟と重なってしまったのだ。

 山本アナは今月1日に「セント・フォース」への所属を発表。青学大時代に同事務所の学生部門「スプラウト」に所属しており、2017年にTBSに入社している。6年半ぶりの古巣復帰となったことについて、事務所の公式インスタグラムで「山本里菜です!大学生の頃にお世話になっていた事務所に戻ってくることができ、とても嬉しいです」と喜びを伝えていたばかりだった。

「森アナの騒動によって、ある意味〝先輩〟である山本アナの復帰に泥を塗る格好にもなってしまった。森アナの出演自粛という判断に対しては『厳しいのでは』との見方もありましたが、事務所としては、あまりにタイミングが悪いスキャンダル報道だったということです」(芸能プロ関係者)

 同事務所には、昨年2月に乃木坂46を卒業した新内眞衣や、元SKE48の柴田阿弥ら人気アイドル出身者もキャスターとして活躍している。事務所内の過酷な競争も知られるだけに、スキャンダル自粛した森アナはここから巻き返せるか――。