卓球人気が高い中国で、早田ひな(日本生命)への注目度が高まっている。

 日本女子最高位の世界ランク5位に位置し、日本のエースとして活躍する早田。中国ポータルサイトの「百度」は「早田が中国のファンになぜ人気があるのか」という記事を掲載した。

 同記事は「女子のWTTファイナル(愛知)後、早田ひなは多くの中国ファンに愛された。多くの中国ファンが彼女を第2の石川佳純と呼んだ」と、早田人気が高まったことを伝えた。

 早田は1回戦で東京五輪女王の陳夢に惜敗したが、注目度の高い大会とあって、競技外でのエピソードが中国にも伝わってきたという。

「(世界ランク1位の)孫穎莎が来日後『ラーメンが食べたい』と早田に協力を求めると、早田は孫におすすめのラーメン店や場所を教えたりしただけでなく、孫以外の人のサポートも行った」と言及。競技外での人柄が中国ファンの心をつかんだというわけだ。

「早田は卓球女子日本代表の顔でもある」とプレー面でも注目を集めている早田。パリ五輪に向け、ますます熱視線が送られそうだ。