明石家さんまが31日放送のTBS系「週刊さんまとマツコ」に出演。仕事目的でスポーツファンを自称する女性タレントに怒りをぶちまけた。

 この日は名古屋のテレビ、芸能事情について特集。ゲストの名古屋芸人「大前町田」大前りょうすけは「ドラゴンズ好きっていう一本刀で割と名古屋は戦えるんすよ」と主張した。

 さらに大前は「こないだまで何も言ってなかった女性タレントとかが『ドラゴンズ勝った~』って言って写真上げるだけでフォロワーめっちゃ増えたりとかするし、アイドルグループなんて絶対に1人はドラゴンズファンの子がいるんですよ。それでこの子が卒業したら、急に別の子がドラゴンズファンになる」と実情を説明。

 すると、さんまは「わかる!」と声を張り上げ「今、アイドルそうやねん。サッカーチーム、野球とか、ちょこちょこアンバサダーみたいなんなっとるよな。俺それ遠くから腹立っててん。『ファンでもないのにやな、このアホ!』と思いつつやな」と顔つきをこわばらせた。

 ここでドラゴンズ好きの「スピードワゴン」井戸田潤は「僕は逆なんですよ。ドラゴンズを全国に発信したいんで。最初はみんなにわかファンじゃないですか。どんどん言ってほしい」と訴えた。

 渋い表情のさんまは「嘘でもいいから?」とひと言。井戸田が「嘘というか、ドラゴンズを応援してるという気持ちがあるんであれば」と返すと、さんまは「ないない! そいつらないよ! ちょとな、言いたかってん前から」と一刀両断していた。