米プロバスケットボール協会NBAレイカーズの八村塁(26)が3日(日本時間4日)に行われたウィザーズ戦に先発出場し、6試合連続2ケタ得点となる19得点をマークするなど大活躍し、125─120の快勝に貢献した。

 この日も先発した八村は27分28秒間のプレーで、19得点のほか7リバウンド、1アシスト、1ブロックと攻守に躍動。強烈な存在感を発揮した。

 シーズン終盤を迎えて完全に覚醒した八村を、レイカーズのダービン・ハム監督も激賞した。

 レイカーズの地元局「スペクトラムスポーツネット」は、指揮官が八村を絶賛している様子を報道。「あれだけいいプレーをしている選手がいれば、彼を消耗させたり、追い詰めたりすることなく、できる限り出場させたいものだ」とチームの中心として今後さらなる重用を示唆した。

 さらに「彼は今がどんな時期か理解している。ポストシーズンへの出場権を確保するという意味でも、今が敏感な時期であることを彼は理解している。だから、彼は間違いなくその役割を担い、私たちのためにベストを尽くしてくれている」とプレーオフ進出争いで瀬戸際に立たされているチームで救世主となっていることを強調した。

 レブロン・ジェームズ、アンソニー・デービスとともに八村が名門の〝ビッグ3〟を形成しそうな勢いだ。