ボートレース若松のミッドナイトレース「第30回北九州市長杯」は5日、準優戦が行われた。

 津田陸翔(23=広島)は準優11R、4コースから1Mブイ際を突いてバック好位へ進出。1周2M、2周1Mと全速ターンで大神康司を突き放して2着奪取。初優出を決めた。「準優が一番良かった。伸びが落ちずに全部の足が良くなった。乗りやすいし、全部の足が今なら上位級」とコンビを組む44号機の手応えは抜群だ。

 2024年後期適用勝率は4日現在で5・70。初A級を狙える数字をマークしており、当然「だいぶ意識している。師匠の新田泰章さんにはお世話になっているので、結果で返したい。それに藤原碧生や竹間隆晟とか同期にすごい選手がいる。それも刺激になっている」と、すでに優勝経験のある同期メンバーに対抗心をむき出しにする。

「6枠なら伸び型で。Sは全速で質のいいのを行きたい」とV戦へ意気込む。