弁護士の紀藤正樹氏が12日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新し、ドジャース・大谷翔平投手(29)の元通訳・水原一平氏(39)が訴追されたニュースに言及した。

 米ロサンゼルスの連邦地検は11日(日本時間12日)、銀行詐欺容疑で水原氏を訴追したと発表した。水原氏は、大谷の口座から1600万ドル(約24億5000万円)以上を盗んだという。

 この問題について紀藤氏は「最も量刑が重いと思われる銀行詐欺で訴追」と記したうえで「違法賭博、マネーロンダリング捜査に協力し司法取引でもしない限りは水原氏は“一生刑務所”もありえます」と指摘した。

 さらに「今回、捜査を迅速に進めたのは被害者である大谷氏に配慮した結果、大谷氏にとっては良かった」とも記した。

 量刑が重い銀行詐欺で訴追されたことで、水原氏の量刑については「司法取引をしたとしても禁固10年程度」とも言われている。“一生刑務所”にならないためには司法取引に応じ、違法賭博やマネーロンダリングについて、知っていることは洗いざらい、隠さずに話す必要がありそうだ。