〝バカサバイバー〟こと格闘家の青木真也(40)が、イゴール・タナベ(23=ブラジル)を斬り捨てた。

 次世代のスター選手発掘を目的するインターネットテレビ「ABEMA(アベマ)」のオリジナル格闘ドキュメンタリー番組「格闘代理戦争―THE MAX―」のトーナメント準決勝(19日)に向けた前日会見が都内で行われた。

 同大会で青木は監督として、故アントニオ猪木さん(享年79)と親交があった中谷優我(21)を推薦。準決勝では、イゴールが推薦するトミー矢野と対戦する。会見で青木は「三下(下っ端)みたいなのばっかり集まって申し訳ない」としたうえで「話題には全くならないと思いきや、イゴール監督には感謝している」と切り出した。

 イゴールは格闘技イベント「RIZIN」3月23日神戸大会の前日計量で規定を3・25キロ上回り、予定していた試合が中止となった。青木は「わざわざこの格闘代理戦争のために失敗して話題をつくってもらって、頭の下がる思いで感動した」と挑発的に口にするや「恥ずかしくないの? 俺だったら出てこれないね」とバッサリだ。

 そして中谷については「勝つ自信はないけど、周りもみんなそうだと思う。だからこそガタガタになったら一発あるんじゃないか」と期待をかけた。