パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップ(カタール)準々決勝(26日=日本時間27日)でイラクはベトナムに1―0で勝利し、準決勝(29日=同30日)で日本と対戦することになった。すでに4強入りを決めている日本は勝てば、1996年アトランタ五輪から続いている8大会連続の五輪出場が決まり、負けた場合は本大会切符をかけて3位決定戦に臨む。

 アジアサッカー連盟(AFC)公式ホームページは4強が決まったことを伝えた上で、大岩ジャパンについて「2016年に優勝した日本は韓国に0―1で敗れ、準々決勝では開催国カタールと120分間の激しい打ち合いが続いたため、準決勝に進むまで厳しい道のりに耐えなければならなかった」とし「イラクの挑戦を退けるだけの経験とずる賢さを持ち合わせていると感じるだろう」と指摘していた。

 ウズベキスタンはサウジアラビアに2―0で勝ち、準決勝でインドネシアと対戦する。今大会の3位までがパリ五輪出場権を獲得し、4位のチームはアフリカ4位のギニアとの大陸間プレーオフに回る。