エンゼルスの大谷翔平投手(25)は26日(日本時間27日)、本拠地アナハイムでオフを過ごした。背中に「SHOWTIME」の愛称が入った真っ黒のユニホームで臨んだ23日(同24日)からの「プレーヤーズ・ウイークエンド」のアストロズ3連戦は12打数1安打、5三振と不発。打率も2割9分8厘と大台を割った。

 エンゼルスのレギュラーシーズンは残り29試合。チームのプレーオフ進出の可能性はほぼ消えた今、ファンの関心は大谷が個人記録をどこまで積み上げるかだろう。しかし、そのうち24試合がプレーオフ出場が確実、もしくは可能性を持つ、レッドソックス、アスレチックス、インディアンス、レイズ、ヤンキース、アストロズの強豪が相手。タフな好投手たちとの対戦が続く。

 大谷は25日(同26日)現在、100安打、打率2割9分8厘、16本塁打、54打点、11盗塁。昨季の93安打、10盗塁はすでに上回り、打率2割8分5厘、61打点も超えそうだが、問題は本塁打。オールスター戦以降はわずか2発だ。昨季は4・7試合で1本塁打だったが、今年は5・8試合で1本塁打。このペースなら5本止まりの計21発で、昨季の22本塁打に届かない。昨年は8月27日以降、8本塁打だった。今年はどうか。