エンゼルスは18日(日本時間19日)に右手中指のマメの影響で登板を見送っていた大谷翔平投手(26)が20日(同21日)の本拠地でのレンジャーズ戦に先発すると発表した。球団の公式ツイッターは「火曜日。大谷翔平がマウンドに戻ってくる」とファンに呼びかけた。17日(同18日)にエンゼル・スタジアムのマウンドで変化球を交えて30球投げ、マドン監督は「明日(登板日を)決める」としていた。

 大谷は今季初登板した4日(同5日)のホワイトソックス戦では5回途中2安打3失点(自責1)で降板。その後、オープン戦最後の登板となった3月29日(同30日)のドジャース戦でむけたマメの状態が悪化していた。

 18日は対戦相手のツインズの複数の選手が新型コロナウイルスの陽性反応を示したため17日(同18日)に続いて延期され、エンゼルスナインは検査と自主練習だった。球団広報によれば大谷はキャッチボール程度の軽めの練習で汗を流した。

 4日のホワイトソックス戦は「2番・投手」でメジャー初のリアル二刀流で出場。投げては最速101・1マイル(約163キロ)をマークし、打球速度115・2マイル(約185・4キロ)の弾丸先制弾を右中間に叩き込み全米の話題をさらった。現時点で起用法は発表されていないが、期待度MAXだ。