巨人の新助っ人、ジャスティン・スモーク内野手(34)とエリック・テームズ外野手(34)が27日のヤクルト戦(神宮)から一軍に初昇格する方針が固まった。

 新型コロナの影響で来日が遅れ、今月13日からの二軍戦に出場しながら実戦感覚を養ってきた2人は絶好調だった。この日までのイースタン・リーグでスモークは打率3割3分3厘(18打数6安打)、0本塁打、5打点をマーク。テームズに至ってはこの日まで2戦連発を含む打率5割(22打数11安打)、4本塁打、15打点と当たりが止まらなかった。

 この日の広島戦(東京ドーム)後に報道陣から両助っ人の昇格時期を問われた原辰徳監督(62)は、試合前に阿部二軍監督らと連絡を取り合ったことを明かした上で「『スタンバイ』ということで。(二軍戦後の体調などに)変わりがなかったら合流する」と明言した。

 コロナの陽性判定を受けて離脱していた丸ら4選手も戦列復帰。スモーク&テームズで2人合わせてメジャー通算292発の大砲コンビが、いよいよベールを脱ぐ。