逆転V3を目指す原巨人にまさかのアクシデントだ。

 前夜に連敗を5で止め歓喜に沸いた巨人に2日、衝撃が走った。DeNA戦(東京ドーム)に先発予定だった山口俊投手(34)が右肘に違和感が生じたとして直前で登板を回避。代わりに畠世周投手(27)が先発となった。

 山口は前回登板では9月26日阪神戦(東京ドーム)に中4日で登板。3回途中1失点で降板し、今回は中5日での登板予定だった。都内の病院で診察を受ける予定。

 今季途中から加入した山口はここまで2勝7敗、防御率3・34の成績。7月7日の中日戦(東京ドーム)から約3か月、白星から遠ざかっていた。

 前日に右腕は「長いイニングを投げられるように、先に点を与えないように頑張ります」と意気込んでいた。 

 代役の畠は今季8試合で先発登板も、中継ぎに配置転換。42試合で防御率3・18と安定した成績を残し、9月12日広島戦(マツダ)では5年目にしてプロ初セーブもマークしていた。