歌手・ASKA(61)が25日をもって、活動休止となっていた「CHAGE and ASKA」から脱退することがわかった。この日、公式サイトで「この度、弊社所属アーティストのASKAが、2019年8月25日をもちまして、CHAGE and ASKAから脱退いたしますことをご報告させていただきます」と発表された。「CHAGE and ASKA」がデビューしたのは1979年8月25日で、この日はデビュー40年の記念日でもあった。

 公式サイトではこれまでの活動は、ファンの支えがあってこそと感謝しながらも「今後の活動を継続していく中で、CHAGE and ASKAというグループを維持していくことが最善の選択なのか、ASKA及びスタッフ一同で話し合った結果、デビュー日という本日をもちまして、CHAGE and ASKA からの脱退を選択することとなりました」と説明。

 続けて「CHAGE and ASKAの復活を待ち望んで下さった皆様には、とても残念なお知らせとなってしまいました事、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した上で「今後は、ソロ活動に邁進していく所存でございますので、変わらぬご支援とご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。

 ASKA本人もブログを更新し「本日、『デビュー40周年』となります。その『デビュー40周年』をもちまして、私、『ASKA』は、『CHAGE and ASKA』から、脱退を表明いたします」と報告。

 さらに「手を替え、品を替えで、ただ延命するより、いっそ解体して、新しく積み上げることの方が建設的だと思うのです」「振り返れば、「CHAGE and ASKA」は、40年の活動の中で、誰にもできなかったことをやってきました。これは、我らの勲章です。私は、その勲章を首から外し、壁にかけ、今後の音楽人生を歩んでいきたいと思っています」などと心境を明かすと「その上で、お伝えしたいことは、『オレは、別にアイツが嫌いなわけではないよ』です」とつづった。