24日に放送されたフジテレビ系「とくダネ!」は、天皇陛下が内外に即位を宣言する「即位礼正殿の儀」に安倍晋三首相とともに出席したファーストレディー・昭恵夫人の装いにネット上で疑問の声が上がっていることを取り上げた。

 各国来賓や日本の要人らの女性の装いは、和装かロング丈のドレスだった。しかし、昭恵夫人は立ち姿で膝小僧がギリギリ見えるミディ丈ドレス。手の袖が大きく広がった独特なデザインだった。着席時に完全に膝がむき出しになったのはもちろん、万歳時には太ももまであらわになった。

 ツイッターでは「昭恵夫人」が早速トレンド入り。「常識なさすぎ」「恥ずかしい」などの声のほか「ハンドベル」などと袖をやゆする投稿もあった。ただ、番組が専門家に確認したところ、ドレスコード違反には当たらないという。

 これに対してMCの小倉智昭(72)は「ご本人はおしゃれでお好きなのかもしれないけど、あの式典にはちょっとなっていうふうには思いますけど…」とつぶやいた。

 社会学者の古市憲寿氏(34)は「式典も結構たくさんあって、あくまでもこの一個の式典のドレスなだけで。他では結構、着物も着ていたじゃないですか。これだけが取り上げられるのは違うのかな」と擁護。さらに「ただ、昭恵さんも反省じゃないけど、ちょっといろいろ思うところはあるようですね。『朝から着物を着ればよかったなぁ』みたいなことはおっしゃってました」と昭恵夫人の言葉を伝えた。