「極楽とんぼ」の加藤浩次(50)が19日、日本テレビ系「スッキリ」で、前日に活動自粛を発表したタレント・木下優樹菜(31)の復帰を呼びかけた。

 木下は実姉が勤務し、トラブルになっているタピオカ店の経営者に対し、恫喝まがいのダイレクトメッセージ(DM)を送っていたことが判明し、ネットで炎上。10月9日には自身のインスタグラムに謝罪文を掲載したが、騒動は収まらなかった。18日に所属するプラチナムプロダクションが公式サイトで木下の活動自粛を発表。木下は「この度は、私の軽率な発言により相手の方、関係者の方々、ファンの皆様にご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんでした。自らの言動を深く反省し、当面の間、芸能活動を自粛させていただくことといたしました。改めて自分自身の発言を見直し、相手の方には誠意を持って謝罪をしていきたいと思います。誠に申し訳ございませんでした」との謝罪コメントを掲載した。

 加藤は「木下優樹菜さんとは若いころから仕事を何度もさせてもらってますけど、本人は全く裏表のない、本当に素直な子だなという印象がずっとあります。藤本くんと結婚した後も、同じような印象しかないです」とコメント。今回の騒動に「オーナーさんと木下は話をしていない。お姉さんが間に入っている。お姉さんから話を聞いて、身内がそういう思いをしているのなら、納得いかないという怒りの部分とか(あったのではないか)。『事務所総出で』という言葉を使ってしまったのは問題があるんだけど、まあ感情的になった部分が強かったのなという印象がある」と話した。

 共演経験があり、プライベートでも食事する仲だという「ハリセンボン」の近藤春菜(36)は「家族に対する思いは人一倍あるので、お姉さんが直接かかわっていることで、感情をそのままぶつけてしまったと思うんです。でも、大人として問題があったときに、冷静になって話し合わなければいけないですし、冷静になってメールを送るにしても、こういう形で文章を送ると、いろいろ思われてしまう」と恫喝まがいの行動を残念がる。そして「自粛の間は相手の方に真摯に向き合って、和解できるように謝罪していくしかないのかなって思います」と続けた。

 木下と姉、オーナー側のもつれから木下の“恫喝DM”がネットに公開され炎上、活動自粛に追い込まれた。加藤は「今回の事案が訴訟になるのか分かりませんけど、しっかり解決して真摯な態度で木下が向き合って、オーナーの方と和解できたんだったら、活動自粛というのを戻して、新たに仕事を頑張ってほしいと思いますね」と復帰を願った。