〝紀州のドン・ファン〟こと野崎幸助さん(享年77)を殺害した罪などで起訴された元妻・須藤早貴被告(25)が、ジャニーズグループ「King&Prince」神宮寺勇太(23)を〝ストーキング〟していたことに衝撃が走っている。

 野崎さんは2018年5月に急性覚醒剤中毒で死去。疑いの目を向けられた須藤被告はこれまで新宿区、さいたま市、町田市、足立区、品川区を転々としてきた。引っ越すたびに和歌山警察の家宅捜索が入るため〝安住の地〟を探していたと伝えられるが、理由はそれだけではなかった。

 須藤被告は18年秋ごろ、都内で探偵業を営む40代男性に「真犯人を見つけて」と依頼。3日発売の「週刊文春」によると、同時に大好きなキンプリ・神宮寺の自宅を見つけるようオーダーも出していたという。

 そして実際に神宮寺のヤサが見つかるや、須藤被告は同じマンションに転居。分譲なら億ション、賃貸でも1LDKで20万円超スタートの高級物件だが、気にすることなく、駐輪スペースも神宮寺の隣をゲットしたという。

 災難なのは神宮寺だ。この件で当局の事情聴取を受けたばかりか、ネット上で「ドン宮寺」なるアダ名まで付けられる始末。住まいも〝いわくつき〟になってしまったことで引っ越しを余儀なくされそうだ。

「実は神宮寺さんのマンションにはほかにもジャニーズの人気メンバーが住んでいたんです。私が聞く限り、30代になったばかりのA、次いでドラマや映画に大活躍中の20代Bが、同じところに住んでいました」とは元不動産業界関係者。

 AとBは別々のグループで、ともに中心メンバーとして現在活躍中だ。

「ジャニーズにとってここは〝出世部屋〟なんです。お笑い業界では売れた先輩の部屋を後輩が受け継ぐシステムがありますが、ジャニーズでもそうしたゲン担ぎがあってもおかしくありません。Aはすでにそこから羽ばたいて、今は別の超高級エリアに住んでいます。そうしたなか、神宮寺さんは世間を揺るがす事件に巻き込まれてしまったわけですから、とばっちりもいいところ。大迷惑な話ですよ」(芸能プロ幹部)

 須藤被告はジャニーズの〝出世伝説〟までも破壊してしまったようだ。