女優のん(28)が民放地上波番組に出演することが27日、わかった。

 このほどユーチューブを起点にテレビ番組、屋外ビジョン、電車内広告が連動する新たなプロジェクト「越境放送」が始動。のんのほか、お笑いタレントの宮川大輔(49)、「平成ノブシコブシ」吉村崇(41)と〝みちょぱ〟こと池田美優(22)がユーチューブチャンネルを立ち上げ、様ざまな企画に挑戦する。

 撮影の裏側などは10月1日スタートの深夜番組「越境放送バリ」(読売テレビ)で公開。〝バリ〟とは、本来テレビでは放送されることがない出演者の旨味が詰まった部分を指す業界用語。このほか、東京・渋谷のスクランブル交差点に位置する「Q’S EYE」でも定期的に関連動画が流される。

 同プロジェクトの注目は何といっても、のんの民放地上波復帰だ。NHK以外ではなかなかお目にかかれなかったが、ついに解禁。ここから段階的に露出を増やしていくことも考えられる。

 のんは先日、ユーチューブチャンネル「のんやろが!ちゃんねる」を開設したばかり。自由過ぎる動画が早くも話題となっている。

 新プロジェクト「越境放送」について、のんは「私は、俳優の仕事やアート、音楽など、何かを表現することで〝のん〟を発信してきました。そんな私が、今回はメディアの垣根を越える越境放送でユーチューブに挑戦させていただきます」と決意表明。続けて「演技ではない、アートや音楽や何かを作るのでもない素の〝のん〟を発信していきます。今まで見せていなかった素ののん、楽しみにしていただけたら嬉しいです」とアピールしている。