適応障害の療養を経て復帰した女優・深田恭子(38)を気遣う声が寄せられている。

 深田は6日、フジテレビ系「2021FNS歌謡祭・秋」にゲスト出演。番組企画で「THE ALFEE」の「星空のディスタンス」をリクエストし、15日から公開される主演映画「劇場版 ルパンの娘」について「笑って泣けるエンタメ超大作。ぜひご覧ください」とPRした。

 しかし番組視聴者からはかすれ気味の声でろれつも怪しく、何より痩せたままの深田に心配の声が殺到。SNSでは「体調が心配」「復帰が早すぎた」「休んだ方がいい」といったコメントが寄せられ、トレンド入りした。映画関係者の話。

「深田さんは責任感が強く、主演映画の公開までに何とか間に合わせようとしたのでしょう。休養前よりは確実に良くなっていますが、元気な時の彼女を見ている人にとっては、まだ万全ではないように映ったのかもしれません」

 7日発売の女性週刊誌では妊娠・出産を意識する深田にとってセンシティブな報道もなされた。

 深田は〝仕事の虫〟で、今回のように限界を超えて無理をしてしまうこともあれば、仕事が〝安定剤〟になっている部分もあった。これは深田に限ったことではなく、休みの期間が長ければ長いほど「人気が落ちるのではないか」「忘れ去られてしまうのではないか」と不安を覚えるのだ。

「深田さんもそのタイプ。本人が『イケます』と言えば、周囲はそれを最大限尊重するしかない」とは芸能プロ関係者。

 人気商売であるがゆえのジレンマなのかもしれない――。