アイドルグループ「スリジエ」は16日、メンバーの山本あこ(18=月組)を契約解除したと発表した。公式ブログでは、未成年飲酒や濃厚接触者であるにも関わらず外出していたなど「度重なる素行不良」を理由にしている。

 公式発表によれば「令和3年9月13日に飲酒」「7月中旬ころからキャバクラ勤務」が発覚。また、グループ内で複数の新型コロナウイルス感染者が出た際に、保健所から濃厚接触者として認定されて自宅待機要請を受けたにも関わらず、ライブ鑑賞やプールなど外出していたという。本人が法令違反とコンプライアンス違反を認めたため、グループから脱退し、契約解除した。オーディションに合格し、14歳の中学時代に新潟から上京し、現在は高校生として学業と芸能活動を両立していたはずだった。

 事務所側は「本件を重く受け止め、ご迷惑をおかけした皆様には誠心誠意対応させていただき、改めて社員・アーティストへの指導・教育を徹底し、再発防止に努めて参りますので、引き続き、ご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます」としている。

 山本は2017年12月10日にデビューしたスリジエのセンターを務めてきた。19年には東西メンバーからなる7人組ユニット「cerisier」(スリジエ)に選抜された。また、20年には大つけ麺博を盛り上げるアイドルユニット「七代目トッピング☆ガールズ」に選ばれている。グラビアのほか「海にのせたガズの夢」「忘れられた神様」など映画にも出演している。