女子プロレス「シードリング」は5日に都内で11日の東京・後楽園ホール大会の対戦カードを発表したが、各選手入り乱れて乱闘が発生するカオス空間となった。

 発端は高橋奈七永(40)の言動だ。センダイガールズの里村明衣子(39)と組み世志琥(25)、松本浩代(33)組の持つビヨンドザシータッグ王座に挑戦するが「里村選手の隣に立って戦えるのが楽しみです」などと終始ご機嫌。警戒する点に世志琥の体重を挙げて憤慨させると、今度は突如マーベラスの彩羽匠(26)を呼び込んだ。

 高橋にとって彩羽はビヨンドザシーシングル王座を奪われた憎むべき相手にもかかわらず「(負けた時に)今まで感じたことがない感情が芽生えた。『早くこの子がつくる新しい景色を見たいな』って思わされたんですよ」と称賛を始めた。するとここで“奈七永嫌い”を公言する中島安里紗(30)の乱入を許し「そういうところが許せねえんだよ!」と暴行され、会見は続行不可能に…。

 高橋の23周年記念も兼ねたタイトル戦はにわかにきなくさくなってきたが、果たしてどうなる?