スペイン1部バレンシアの韓国代表MF李康仁(※イ・ガンイン=20)が、日本代表DF長友佑都(34)らが所属するフランス1部マルセイユに移籍する可能性が出てきた。

 李は移籍を志願しており今夏の退団が確実な状況。イタリア1部ユベントスやイングランド・プレミアリーグのウルバーハンプトンなどが新天地に挙がっているが、ここにきてマルセイユが有力候補に浮上してきた。

 バレンシアの地元紙「プラザデポルティーボ」は「マルセイユが夏の移籍市場で李を迎え入れるプランを交渉する可能性がある。李はマルセイユと既に接触がある。両クラブの会長も対話が容易な関係のため、シーズン終了のタイミングで李の加入が発表されても驚くべきことではない」と報道。李の争奪戦にマルセイユが積極的に参戦し、電撃獲得があり得るとの見解を示した。

 マルセイユには長友やDF酒井宏樹(31)という日本代表コンビも在籍。2人とも来季以降の去就は定まっていないが、残留すれば李と同僚に可能性もある。日韓の強力タッグ結成なるか今後の動向から目が離せない。