日本レスリング協会は17日、カザフスタン・アルマトイで18日まで開催するアジア選手権に参加し、16日に帰国した日本選手団のうち、役員1人、選手1人が帰国後の検査で新型コロナウイルス陽性と確認されたと発表した。

 日本協会によると、アルマトイ出発前の12日に受けたPCR検査では全員陰性だった。しかし、15日早朝に現地を出発し、16日夜に羽田空港に到着後、帰国時検疫検査を受けたところ、陽性が発覚。現在、隔離措置を取っている。

 大会は開催中で17、18日にはフリースタイルが行われる。すでに同じ会場で11日まで行われた東京五輪アジア予選から帰国した選手団のうち2人が帰国後の検査で陽性と確認された。カザフスタンから帰国したレスリング関係者のコロナ陽性者は、これで計4人になった。