春の主役、今度はヤエザクラ 野木和公園(青森市)で見ごろ

ピンク色のヤエザクラが見ごろを迎えた野木和公園=2日午前、青森市

 2日の県内は高気圧に覆われ、全域で晴天に恵まれた。青森地方気象台によると、各地の最高気温は、三戸23.1度、弘前21.1度、青森20.0度、八戸17.6度など、平年並み~6月中旬並みの気温だった。青森市羽白の野木和公園では100本以上あるヤエザクラが見ごろを迎え、散策者らが木々の新緑と桜の共演を楽しんだ。

 青森市は朝から青空が広がり日差しが降り注いだ。同公園の南側、水辺散策園では新緑とともに、咲き誇るピンク色や白のヤエザクラが輝いて見えた。訪れた人たちは野木和湖からの風を感じながら写真を撮って歩いたり、お弁当を広げたりしてゆっくり過ごしていた。

 市内の三浦紀夫さん(83)、泰さん(78)夫妻は「ソメイヨシノが終わったのでそろそろかなと思い見に来た。花が大きく、ぼんぼりのようできれい」と目を細めた。

 八重桜フォトコンテストを開催している「あつまれ!野木和公園フェア実行委員会」事務局によると、見ごろは連休中も続くという。

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