青森県五所川原市金木町の芦野公園で開かれている「金木桜まつり」の花火大会が2日夜、同公園で5年ぶりに行われた。約1500発の大輪が春の夜空を彩り、約3千人(同まつり実行委員会発表)の観客を魅了した。
花火大会は桜まつりの目玉の一つで、新型コロナウイルス感染防止などのため2020年から4年間中止していた。
園内は家族連れやカップルらでにぎわい、午後7時20分過ぎに花火が打ち上げられると、「きれい」などと歓声が上がり、スマートフォンやカメラで撮影する人もいた。
この日は、大相撲春場所で110年ぶりの新入幕優勝を果たした同市出身の尊富士の快挙を祝うスターマインも打ち上げられた。
中泊町から夫婦で訪れた夏原謙二さん(77)は「尊富士の優勝記念の打ち上げ花火に感動した。気持ちが明るくなった」と話した。