神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2024年4月4日 エリアトップへ

区内こども食堂が被災地へ 石川県の避難所で炊き出し

社会

公開:2024年4月4日

  • X
  • LINE
  • hatena
炊き出しを準備するスタッフたち=提供
炊き出しを準備するスタッフたち=提供

 区内で活動する「かえでこども食堂」のスタッフたちが3月10日と11日の2日間、能登半島地震被災者の避難所となっている石川県金沢市の施設を訪れ、炊き出しのボランティア活動を行った。

 同こども食堂は佃野町のレアールつくの商店街にある「喫茶ラズベリー」で毎月開催。学生や主婦など幅広い世代の有志が協力して実施している。

 今回のボランティア活動は、同店を営む高内左枝子さんが震災後に「何か自分たちができることはないか」とスタッフと相談。2月に同商店街で募金活動を行い、区社協を通じて13万6673円を被災地に送った。そして、現地で炊き出しに協力する案も上がり、ボランティアに向かうことを決めた。

温かい食事を提供

 当日は、食堂のスタッフ6人で金沢市にある約40人が避難している施設へ。まだ寒さも残る時期で温かいメニューを提供したいと、栄養バランスも考えてクリームシチューや野菜のスープ煮などを作った。避難所では物資は整っているが偏りがある印象で、「我々の想像以上に不便なことが多いのだろう」と高内さん。でも、被災者や現地の行政関係者がとても親身で、「その温かさに心を打たれた」と話す。

 震災から2カ月以上が過ぎても復興が進まず、故郷に戻るか、新たな地での生活を選ぶべきか悩む被災者の姿もあった。

 「今回だけで終わらせず、またボランティアに行きたい」と話す高内さん。「被災者の皆さんの言葉には重みがあった。先行きの見えない不安や葛藤を抱える皆さんに少しでも寄り添えたら」

鶴見区版のローカルニュース最新6

神奈川県内のユニークな書店と出版社が集うブックマーケット「本は港」

クリエイティブなまち、ヨコハマに触れる参加型フォーラム

初のアジア制覇を見届けよう。ららぽーと横浜でACL決勝ライブビューイング

横浜F・マリノス

初のアジア制覇を見届けよう。ららぽーと横浜でACL決勝ライブビューイング

5月25日25時キックオフ。チケット販売は18日24時〜

5月18日

ICT活用した子ども見守りサービス導入を横浜市が支援

ICT活用した子ども見守りサービス導入を横浜市が支援

実験結果発表、保育所に補助金も

5月17日

無印良品で横浜市内限定ハンカチを発売、売上は動物園支援に

神奈川県が「防がんMAP」作成

神奈川県が「防がんMAP」作成

検診・治療など項目別に情報整理

5月17日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook