相模原ニューシティロータリークラブの一般公開定例会が5月18日、相模原市民会館で行われ、講演会にTikTokなどで話題を集める僧侶、古溪光大(ふるたにこうだい)さんが登壇した。仏教の教えを現代風に解釈したわかりやすい言葉で「大人が子どもに伝えること」をテーマに熱弁を振るった。
古溪さんは現在28歳。群馬県安中市にある曹洞宗「雲門寺」に生まれるも大学卒業後、民間企業 に就職して4年間勤務。退職後に修行生活を経て僧侶となり、「般若心経 現代語訳Rapしてみた」をYouTubeで公開すると、大きな話題に。既存の枠に捉われることなく様々な視点で仏教界に新しい活動を起こそうと活動している。
講演の中で古溪さんは「少子化で今の子どもたちが担う役割が大きくなっているにもかかわらず、社会から遠い存在となって矛盾している」と指摘。「子どもが大切にされていない社会で大人は何ができるのか。子どもの頃、周りにいたカッコいい大人を思い出してほしい。私たち大人が背中を見せ、新しい事例を作り、レールを敷く。そういう姿を見せることが大切」などと説いた。また即興で得意のラップを披露する場面もあった。
主催の高城秀之会長は「こうした講演などの企画でRCの活動の認知が広がるといい。自分も子どもの時に怖いと思う大人がいたが、今考えれば真剣に向き合ってくれていたのだと思う。自分も大人として子どもたちと真剣に向き合っていきたい」と話した。
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