視察メンバーと懇談＝八王子商工会議所提供
西バルカン諸国政府・公的機関職員らは５月17日、経営指導員制度の視察を目的に、大横町の八王子商工会議所（樫崎博会頭）を訪れた。
この取り組みは、西バルカン地域中小企業メンター制度強化の一環として実現。同商工会議所は、セルビア開発庁やサラエボ経済地域開発機構、スルプスカ共和国開発庁、モンテネグロ経済開発・観光省、北マケドニア共和国起業振興庁など各国の職員８人と、同行していたＪＩＣＡ職員らを受け入れた。
視察メンバーは経営指導を前提にした融資や補助金、各企業の事例、多様な支援プログラム、よろず支援拠点などに着目。「多くの機関が高度に連携している」と関心を深めた。２時間半ほどの限られた滞在時間だったこともあり、「もっと質問したかった」との声もあがった。
