多摩中央警察署は4月2日、ハローキティを一日署長に迎えた交通安全キャンペーンを実施した。聖蹟桜ヶ丘駅周辺で行われた「第42回せいせき桜まつり」の中で行われたもの。多摩市、多摩稲城交通安全協会などとの共催。
当日はハローキティへの一日署長委嘱状交付式や交通安全パレードなどのほか、自転車ヘルメットの展示などを行った。
着用努力義務化に
ヘルメットの展示は、道路交通法の一部改正に伴い、4月1日から自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務化されたことから実施。訪れた人からは交換式のヘルメットに興味を示し「装いに合わせて選べる」「どこで売っているの」などの反応があったという。
これまでは13歳未満の子どもにヘルメットをかぶらせるよう保護者は努めなければならなかったが、4月からは、年齢を問わず自転車を利用するすべての人がヘルメットをかぶることに努めなければならないといった内容に改正された。法的拘束力は無く、従わなくても罰則は伴わない。
警視庁によると、自転車事故死亡者の約7割(2018年から22年まで都内での自転車乗用中死者の損傷部位の割合)が頭部に致命傷を負っている。着用していない場合の致死率は、着用している場合に比べ約2・3倍高くなるとしている。同署担当者は「安全のためにもヘルメットの着用を」と話している。
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