愛川町とサントリーグループは4月27日「ボトルtoボトル水平リサイクル」に関する協定書を取り交わした。循環型社会の形成・持続可能なまちづくりを進める町と2030年までにペットボトルの原料を石油由来からの脱却を掲げるサントリーの考えが一致し結んだもの。
水平リサイクルとは、使用済の製品が資源となり同様の製品に再生するシステム。ペットボトルは水平リサイクルが可能な資源にも関わらず、国内の回収量に対してペットボトルに再生されているのは約20%(PETボトルリサイクル推進協議会年次報告書2022より)で、ほとんどはトレーや繊維などにリサイクルされ最後は焼却されている。
サントリーは、愛川町が回収する年間約180トン(500ミリリットル換算で約900万本)の使用済みペットボトルを水平リサイクルする。
この日は、小野澤豊町長とサントリーホールディングス株式会社藤原正明常務執行役員ほかが出席し、協定書を取り交わした。
小野澤町長は「エネルギー問題、原油高など厳しい時代の中、このような官民連携で様々な取り組みを進める必要がある」と話した。藤原常務執行役員は「今回のような協定でリサイクルを進めていくことはとても重要だと思う。今後は、子どもたちや地域の方たち向けの啓発活動にも協力していければ」と話した。
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