450人以上の「みうら人」が一堂に──。
タウンニュース三浦編集室では6月21日(金)から23日(日)の3日間、「人物風土記」=写真=の回顧展を開催する。三浦市民交流センターニナイテ(ベイシア三浦店2階)で、午前9時(初日は正午)から午後9時(最終日は4時)。入場無料。
2006年6月の三浦版創刊以来、毎号一人に焦点を当て、その活動や取り組みから浮かび上がる人物像を紹介するコーナー。これまで登場した地元ゆかりの人物は、政治家・経済人・市民団体の代表・スポーツ選手・音楽家・お笑い芸人まで多士済々の顔ぶれ。
会場では、読みやすいサイズに拡大して展示。創刊号から最新号まで、紙面に掲載した人々の"顔"がずらりと並ぶ。近年の題字は、吉田英男市長が揮毫している。
あの日 あの頃プレイバックJCで築いた人脈は"宝"
人物風土記の第1号を飾ったのは、三浦青年会議所(JC)第45代理事長の飯嶋直樹さん。およそ18年前の紙面を改めて読み返してもらうと「だいぶ年を取ったね」と照れ臭そうに笑った。
当時、JCのスローガンは「『宝』探し出そう自らの手で」。わんぱく相撲三浦場所やヨット教室といった未来ある子どもへの事業に奔走した。一方、土木工事などを手掛ける(有)飯嶋開発(小網代)の専務で"現役バリバリ"だった当時は「とにかく毎日時間が足りず、仕事との両立に苦労した」と振り返った上で「ただ横も縦もつながれた異業種の人たちは、私にとって大きな『宝』」と感慨深げに語った。
10年ほど前に創業者の父から会社を受け継ぎ、現在代表を務める。幼かった2人の息子は31歳と25歳になり、共に働く長男の成樹さんは父の直樹さんについて「昔は怖くて声も掛けにくかったけれど優しくなった」と話し、最近は一緒にゴルフに行く間柄だという。
「三浦半島に元気を」と直樹さんは今も仕事の傍ら、横須賀中央ライオンズクラブ(LC)の一員として、献血の呼び掛けや高齢者施設入居者への慰問、うみかぜ公園の清掃など奉仕活動に汗を流す日々を送っていた。
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