鎌倉市消防本部は5月11日、逗子市消防本部、海上保安庁と合同による水難救助訓練=写真=を、材木座海岸沖の和賀江島で実施した。
安全かつ迅速な救助活動を行うことを目的に、海水浴シーズン前のこの時期に実施した同訓練。水難事故発生時に連携が想定される逗子市と海上保安庁が参加し、初めて合同で実施された。
当日は7隊から約20人が参加し、和賀江島の岩礁に取り残された3人の要救助者をレスキューボードと水上オートバイを使用して救出し、救助の方法と相互の連携を確認。訓練後には、海岸から和賀江島までの水深や荒天時の救助方法などを共有した。
鎌倉消防署管内で発生した救助事案は、水難事故が約25%を占める。市消防本部は、「水深が浅い海水浴場でも、突然深くなる場所も存在する。悪天候や波が高い時は、特に注意が必要」と呼びかける。
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