新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが、5月8日から季節性インフルエンザと同分類の5類に引き下げられた。平塚市・大磯町・二宮町で活動する平塚歯科医師会の簑島利文会長に、会の取り組みについて話を聞いた。
――5月8日以降の会としての対応の変化は。
「マスク着用は個人の自由ではありますが、まだコロナが終息しているわけではないので、引き続き注意喚起をしていきます。各医院でも、感染対策に十分気を付けて診察していく」
――マスクを外すことで口腔内に影響は。
「マスクを外すことで虫歯が増えるなどの影響はないですね。食後と就寝前の歯みがきが大切なので、しっかりとしてもらえれば」
――今年度の会の取り組みは。
「6月4日には4年ぶりに歯の健康フェスタを開催します。コロナ前まで行っていたブラッシング指導はありませんが、新たにライブ講演会・ファミリーコンサートを実施します。また、秋には引き続き口腔がん検診も行います。そのほか講師を派遣してオーラルフレイル予防について、市・町行政と協力体制をとって、市民の皆さんに呼びかけていきます」
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