世界最強!? 130mm砲を搭載 新型戦車KF51「パンター」デビュー 独ラインメタル

既存の「レオパルト2A6」やM1「エイブラムス」よりも軽い!

130mm滑腔砲を最初から搭載する次世代MBTの誕生

 ドイツに本社を置く兵器メーカーのラインメタルは2022年6月13日、フランス・パリで開催中の防衛・安全保障見本市である「ユーロサトリ2022」において、130mm滑腔砲を搭載した新型戦車KF51「パンター」を公開しました。

 KF51「パンター」は、最新技術を盛り込んだ全く新しいコンセプトに基づいて開発されたMBT(主力戦車)で、「優れた撃破力」「高い生残性」「完全デジタル化」「高度な自動化」などが特徴とのこと。

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ラインメタルが発表した新戦車KF51「パンター」(画像:ラインメタル)。

 搭載する130mm滑腔砲は、砲塔後部に装備した自動装填装置と連動する構造で、装填装置内には20発の即応弾を搭載します。この130mm滑腔砲は「Future Gun System」(FGS:将来砲システム)と名付けられており、運動エネルギー(KE)弾とプログラム入力式の空中炸裂弾、および演習弾などがあるそうです。

 主砲同軸には12.7mm機関銃が備えられており、ほかにも砲塔上面に遠隔操作銃塔(Remote Weapon System:RWS)を装備可能。なおユーロサトリ2022で初披露した車体には7.62mm機銃を搭載した自社製RWS「ナッター」が設置されているとのことです。

【走って、撃って】ラインメタルが公開、動き回るKF51「パンター」

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コメント

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1件のコメント

  1. レーヴェにして欲しかった…