「制止しなかった河村市長にも聞き取り調査を」 名古屋城復元市民討論会での“差別発言”検証委員会

社会 地域 友だち追加

市民討論会参加者:
「平等とわがままを一緒にするな。どこまでずうずうしいんだ。お前が我慢せえよ」

これは2023年6月に開かれた名古屋城天守の木造復元計画に関する市民討論会での一幕です。エレベーター設置を求める車いす利用者に対し、設置に反対する一部の参加者から差別的な発言が。河村たかし市長も参加していましたが、発言を制止しませんでした。

これを受けて名古屋市は、討論会の運営に問題が無かったかなどを調査する検証委員会を立ち上げ、8月30日、初会合を開きました。

会合には大学教授や視覚障害のある弁護士などのほか、名古屋市の杉野みどり副市長が出席。杉野副市長によりますと、会合の中で「河村市長や当日業務を請け負った事業者にも聞き取り調査を行うべき」という指摘があり、10月に開く次回の会合で調査項目などについて議論を進めるとしています。

おすすめの記事

おすすめの記事

アクセスランキング

アクセスランキング

ページトップへページトップへ