AI-OCRおすすめ比較12選!精度が高いのはどれ?

ai-ocr_20221007_01.jpg画像出典元:写真AC

AI-OCRは、画像や手書き文書、PDFから文字情報を読み取り、テキストデータ化するシステムです。
業務効率化や生産性向上に大きく貢献するため、多くの企業で導入が進んでいます。
しかし、導入金額は数万円〜数十万円かかるので、導入前に必ず選び方や注意点を確認しておきましょう!

AI-OCRとは?


AI-OCRとは、従来からあるOCR技術にAI(人工知能)技術を組み合わせた「文字認識技術」のことを言います。

AI技術を活用することで、表記揺れが起こりやすい手書き文字なども、より正確に認識できる点が特徴です。

そもそもOCR技術とは何か?
OCRは、紙文書をスキャナーなどで取り込み、文字をテキストデータに変換する技術のことで、経理や会計など多くの業務に活用されています。

しかし、OCR技術はすべての文字を正しく認識できるわけではなく、文字形状に大きな差が出る手書き文字の認識率は低くなります。

特にカタカナの「ロ」と漢字の「口(くち)」、カタカナの「ソ」と「ン」など、文字形状が似ている場合の誤認識は避けられません。

一方でAI-OCRは、AI技術が組み込まれているため文字識字率がとても高く、OCRでは困難だった手書き文字の認識にも対応することができます。

AI-OCRおすすめ5選


1.AIよみと〜る

ai-ocr_20221007_02.jpg画像出典元:「AIよみと~る」公式HP

【特徴】
・業界トップクラスの読取精度96.7%
・あらゆる手書き文字の読取が可能
・簡単なマウス操作だけで読取設定ができるため、専門知識がなくても使いこなせる
・PDF・JPEG・PNG・TIFFのファイル形式に対応

【解説】
「AIよみと~る」は、人間工学に基づいたUI設計のため、誰でも簡単に使いこなすことができるAI-OCRです。

くせ字はもちろん、枠からはみ出した文字、手書きで訂正された文字、複数行で書かれた文字など、あらゆる文字形状の読み取りが可能です。

RPAツールなど社内システムとの連携も可能なので、入力や読み取り結果の活用も自動化することができます。

30日間の有料トライアルがありますが、契約後は最低でも12ヵ月間の利用が必要です。

途中解約すると中途解約金が発生し、一括精算する必要があるので、慎重に検討しましょう!

【料金プラン】
▶初期費用:無料
▶月額利用料
・プラン1(小型):33,000円/月、トライアル版(30日間):33,000円
・プラン2(中型):110,000円 /月、トライアル版(60日間):220,000円
・プラン3(大型):220,000円
※すべて税込
▶無料トライアル:なし

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2.NOC AI-OCR with AI inside

ai-ocr_20221007_03.jpg画像出典元:「NOC AI-OCR」公式HP

【特徴】
・手書き書類に対して、95%以上という高い識学率を誇る
・クラウドシステムであるため、簡単かつスピーディに導入可能
・30年、1,000社以上のノウハウを生かし、導入から保守まで現場視点に立った手厚いフルサポート付き

【解説】
「NOC AI-OCR with AI inside」は、手書き書類の識字率が95%以上あることが強みのクラウド型AI-OCRです。

提供元の「NOCアウトソーシング&コンサルティング株式会社」は、人事・総務・経理など管理部門の総合アウトソーシング会社で、業務改善支援に関して30年以上の実績を持ちます。

請求書をはじめ、契約書や受発注書、タイムカード、帳票類など、社内に存在するあらゆる紙書類をデータ化可能。

文書をデータ化するまでの操作も、ドラッグ&ドロップだけでできるので、初めて使う人でも簡単に操作できます。

同社シリーズ「NOC RPA」との組み合わせで、社内システムへのデータ登録を自動化することができ、最大83%の稼働削減効果を実現しています。

ただし、公式HPに導入実例の記載がないため、システムに対する事前イメージが付きづらいかもしれません。

【料金プラン】
▶初期費用:無料
▶月額利用料
・プラン1:33,000円 ※6,000項目まで
・プラン2:110,000円 ※60,00項目まで
・プラン3:220,000円 ※200,000項目まで
項目とは読み取る箇所のことで、例えば、会社名・商品名・日付・金額・氏名などです。
▶従量利用料金(1項目あたり)
・プラン1:3.3円
・プラン2:1.1円
・プラン3:1.1円
※すべて税込
▶無料トライアル:あり
トライアル期間は、問い合わせて確認が必要です!

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3.eas

ai-ocr_20221007_04.jpg画像出典元:「eas」公式HP

【特徴】
・シンプルで直感的に使える画面設計
・データ化は24時間365日対応可能。1,000枚程度の書類で、平均1時間以内で納品
・業務効率化など、課題にあわせた継続的なサポート体制

【解説】
「eas」は、くせのある手書き文字でも99.98%(※理論値)の入力精度で、高品質なデータ化を実現しているところが強みのAI-OCRです。

高精度なAI-OCRとクラウドワーカーとが連携し、AI-OCRが読み取れない手書き文字も、クラウドワーカーが視認して入力するので、より高精度なデータ化が可能です。

「eas」は、AI-OCRとクラウドワーカーの入力結果を独自のシステムで照合し、マッチングしたデータのみ採用する仕組みとなっています。

データの作成から確認、修正作業まで一気通貫で行うサービスなので、大幅な業務効率化が期待できます。

契約後は、最低3ヵ月間の利用が必要となるので、その点は注意しましょう!

【料金プラン】
▶初期費用:要問い合わせ
▶月額利用料:55,000円~
※すべて税込
▶無料トライアル:なし(1ヵ月間のトライアルのみ※有料)

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4.CLOVA OCR

ai-ocr_20221007_05.jpg画像出典元:「CLOVA OCR」公式HP

【特徴】
・世界最高水準の認識精度で、悪条件下の文字でも、読み取ることが可能
・高精度なAI-OCRを初期費用0円、最短2営業日で導入することができる
・契約後、2ヵ月間の無償導入支援と専任担当者による手厚いサポート付き

【解説】
「CLOVA OCR」は、「文書解析と認識に関する国際会議(ICDAR)」の4部門で、世界NO.1を獲得するなど、世界最高レベルの実績を持ちます。

請求書をはじめ、レシート、名刺、本人確認書類、各種申込書、伝票類などの他、「シワのよった手書きの紙」「汚れたレシート」「傾いている・湾曲している文字」など、悪条件下でも読み取ることができます。

専門知識不要で簡単に使いこなせる上、サポートも充実しているので、導入後も安心して運用できるでしょう。

「CLOVA OCR」はクラウドアプリケーションの「CLOVA OCR Reader」とAPI提供の「CLOVA OCR API」があり、他システムと連携するには「CLOVA OCR API」を利用し自社で開発する必要があります。

【料金プラン】
CLOVA OCR Reader
▶初期費用:無料
▶月額利用料
・Template:55,000円~
・General:55,000円
・特化型:88,000円~
※税表示なし
▶無料トライアル:30日間

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5.株式会社キャスティングロード

ai-ocr_20221007_06.jpg画像出典元:「株式会社キャスティングロード」公式HP

【特徴】
・AI-OCRの読取精度は99%。手書き文字や業界用語もスピーディかつ高精度に読み取れる
・「AI-OCR」+「RPA」で手間のかかる入力作業を省き、目視チェックだけで完結
・あらゆる入力業務を自動化できるため、少ない人員で効果的に業務が進められる

【解説】
株式会社キャスティングロードは、RPAとAI-OCRを組み合わせることで社内のあらゆる入力作業を自動化し、ビジネスプロセスの効率化を支援する企業です。

AI-OCRとしては、手書き・専門用語に対応できる「SmartRead」、学習機能を持ち、オールマイティな国産OCR「AIRead」、活字に適しているが180言語に対応できる「FlexiCapture」の3つを提供しています。

実際に使用する帳票を用いて検証を行い、読取精度を上げるためのチューニングを実施してくれます。

AI-OCRは99%の高い読取精度を実現しているため、手入力よりもミスが少ないというところもポイントです。

RPAとの連携を前提に、幅広い業務において効率化を図りたい企業に向いています。

【料金プラン】
▶初期費用:要問い合わせ
▶月額利用料:要問い合わせ
▶無料トライアル:なし

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その他おすすめのAI-OCR


1.DX suite

ai-ocr_20221007_07.jpg画像出典元:「DX suite」公式HP

【特徴】
・高精度の文字認識で、社内のあらゆる紙文書をデジタル化することができる
・RPAと連携することができ、データ入力から基幹システムへの投入まで自動化できる
・導入時のプランニングや操作方法、ユーザーコミュニティ、セミナーなど、多彩なコンテンツによる充実したサポート体制

【解説】
「DX suite」は、AI搭載型OCRにおいて業界シェアNO.1を誇る、自社開発のAI-OCRサービスです。

手書き文字をはじめ、活字やFAXの文字、傾いた画像など、あらゆる文字の読み取りに対応。

「DX suite」は、請求書や図表、契約書など、フォーマットが異なる非定型帳票も読み取ることが可能です。

クラウド版とオンプレミス版とで選べるようになっているため、利用環境に合わせたシステム構築ができるのも利点です。

英語・繁体字・タイ語・ベトナム語など多言語に対応していますが、日本語に比べて読取精度が若干落ちる印象があります。

【料金プラン】
▶初期費用
・DX Suite Lite:0円
・DX Suite Standard:220,000円
・DX Suite Pro:220,000円
▶月額利用料
・DX Suite Lite:33,000円
・DX Suite Standard:110,000円
・DX Suite Pro:220,000円
※すべて税込
▶無料トライアル:なし(1ヵ月間の有償トライアルあり)

2.smart OCR

ai-ocr_20221007_08.jpg画像出典元:「smart OCR」公式HP

【特徴】
・書式が異なる非定型帳票や、はなれ文字、網掛け文字など悪条件下の文字も認識可能
・優れたUI/UXに加え、2段階認証やIPアドレス制限など高セキュリティで導入も安心
・SaaSとオンプレミス両方に対応し、利用環境に合わせたタイプ選びができる

【解説】
「smart OCR」は、国税庁や法務省など、官公庁において数多くの導入実績がある、信頼性の高いツールです。

AIによる「文字列エリア認識」「文字認識」「歪み補正」3つの高機能エンジンが搭載されています。

それにより、ノイズがある画像や白文字、網掛け文字、透かし文字、さらには歪んだ書類、台形の書類なども読み取ることが可能です。

読み取った文字の未確認や保存済、確定済といった進捗状況をタグで色分けするなど、操作性にもこだわった設計となっています。

使いやすさ、管理のしやすさも、「smart OCR」の強みと言えるでしょう。

【料金プラン】
▶初期費用
・クラウドサービス:100,000円~
・専用クラウドサービス:450,000円~
・プライベートクラウド(ライセンス):600,000円~
・オンプレミス(ライセンス):1,000,000円~
・オンプレミス(機器貸し出しサブスクリプション):年額費用込
▶月額利用料:要問い合わせ 
・クラウドサービス:「3ユーザー・300枚まで」30,000円~
・専用クラウドサービス:「5ユーザー・10,000枚まで」350,000円~
・プライベートクラウド(ライセンス):「5ユーザー・10,000枚まで」100,000円~
・オンプレミス(ライセンス):「5ユーザー・10,000枚まで」100,000円~
・オンプレミス(機器貸し出し):「5ユーザー・10,000枚まで」300,000円~※年額
※料金は概算となるため、詳しく知りたい場合は、別途見積りが必要です。
※税表示なし
▶無料トライアル:あり

3.AnyForm OCR

ai-ocr_20221007_09.jpg画像出典元:「AnyForm OCR」公式HP

【特徴】
・ノンプログラミングで、誰でも簡単に帳票設計が作成できる
・RPAなどとの外部連携が柔軟に行え、あらゆるデータ入力業務の効率化が図れる
・文字認証精度がとても高いため、文字の変更や修正などの負担が大幅に減少する

【解説】
「AnyForm OCR」は、データ入力業務を大幅に削減し、企業におけるDX化を支援する帳票データ化ソフトで、オンプレミス環境にも対応できます。

AI-OCRとOCRの2つを使用した特許技術の「WOCR」が搭載されており、目視確認などと同等の読取精度を実現しています。

また、自社作成の固定帳票だけでなく、取引先ごとのさまざまな形式の帳票も、高い精度で読み取ることができます。

FAXなどの手書き帳票をデータ化することも可能です。

その他、マスタ参照や明細行の演算処理など、帳票のデータ化業務の生産性を向上させる機能も豊富に搭載されています。

ただし、現時点では日本語しか対応していないため、グローバル展開している企業には向いていません。

【料金プラン】
▶初期費用:要問い合わせ
▶月額利用料:要問い合わせ
▶無料トライアル:なし

4.DEEP READ

ai-ocr_20221007_10.jpg画像出典元:「DEEP READ」公式HP

【特徴】
・読取精度は業界トップクラスの98%を実現し、日本語と英語に対応している
・強固なセキュリティサーバーを利用しているため、安心して導入、運用することができる
・手書きの他、活字、丸囲み、チェックボックスなど、あらゆる条件下の読み取りが可能

【解説】
「DEEP READ」は、活字をはじめ、手書き文字を正確に読み取りデジタル化する、高精度なAI-OCRエンジンです。

金融・教育・官公庁など、さまざまな業界のデータ(約35,000件)を照らし合わせ、手書き文字の読取精度は業界トップクラスの水準を誇ります。

カスタマイズ性にも優れており、申込書や診断書、アンケート用紙、答案用紙など、幅広い業界業種で使用される帳票に対応可能です。

1度に読み取れる文字数は「ひらがな・カタカナ・漢字・数字・アルファベット・記号」あわせて4004文字なので、大体の書類は読み取れるでしょう。

クラウド型・オンプレミス型の2タイプから選べ、操作画面もとてもシンプルな設計となっているため、専門的な技術がなくても、誰でも簡単に使いこなせます。

ただし、縦書き文字の読み取りには、現在のところ対応していません。

【料金プラン】
▶初期費用:要問い合わせ
▶月額利用料:要問い合わせ
▶無料トライアル:2週間

5.AI-OCRらくスルー

ai-ocr_20221007_11.jpg画像出典元:「AI-OCRらくスルー」公式HP

【特徴】
・20,000文字以上の実証実験で導き出された、高い読取精度96.71%を実現
・高精度なAI-OCRを、初期費用無料で月額30,000円から利用できる手軽さが魅力
・専用サポートデスクに加え、操作説明や設定を支援する訪問サポートサービスも完備

【解説】
「AI-OCRらくスルー」は、手書き帳票のデータ化に特化し、入力業務の効率化を支援するAI-OCRサービスです。

誤字やくせ字、訂正印、はみ出し文字などを読み取ることができ、選択肢のチェックや丸囲みも判別してデータ化できます。

操作がとても簡単で、帳票の読み取りたい箇所をドラッグ&ドロップで指定するだけで設定は完了。

初めての方でも簡単に操作することができるでしょう。

オプションは、複数の異なる帳票を一括で読み取り自動仕分けする機能や、接続元のIPアドレスを制限する機能も、別途用意されています。

なお契約後は、最低12ヵ月の利用が必要です。また、帳票の種類が多い場合には設定にある程度の時間を要するでしょう。

【料金プラン】
▶初期費用:無料
▶月額利用料
ライトプラン:30,000円/項目数:月6,000項目
スタンダードプラン:99,800円/項目数:月60,000項目
プレミアムプラン:200,000円/項目数:月200,000項目
※最低利用期間は12ヵ月です。
※税表示なし
▶無料トライアル:なし(30日・60日の有償トライアルあり)

6.SmartRead

ai-ocr_20221007_12.jpg画像出典元:「SmartRead」公式HP

【特徴】
・クラウド版とオンプレミス型の2タイプから選べ、どちらも使いやすいUI/UX設計
・オンボーディングの実施や動画コンテンツの配信、メール相談など、充実したサポート体制

【解説】
「SmartRead」は、独自開発の人工知能(AI)を通じてあらゆるドキュメント処理を自動化し、業務効率化を実現するIDP(Intelligent Document Processing)サービスです。

手書きや活字はもちろん、ひらがな・カタカナ・漢字・数字・アルファベット・記号・かすれた文字など、あらゆる文字が読み取れます。

文書の仕分け機能が標準で備わっているのもポイントです。

定型フォーマットを事前に登録することで、複数の異なる文書をまとめてアップロードしてもAIが文書を判別し、自動で仕分けしてくれます。

読み取ったデータをCSVやExcelなどに出力することも可能。
また、APIを活用することで、社内の基幹システムやRPAなど、外部サービスとの連携も柔軟に行えます。

「SmartRead」は、1年間の年間契約となります。

30日間の無償トライアルがあるので、まずは機能や使い心地などを試してから検討を進めると良いでしょう。

【料金プラン】
オンプレミス版
▶要問い合わせ
クラウド版
▶初期費用:無料
▶年額利用料
スモール:年396,000円/処理可能枚数:12,000枚前後
スタンダード:年1,056,000円/処理可能枚数:60,000枚前後
エンタープライズ:2,640,000円/処理可能枚数:2,640,000枚前後
※税込
▶無料トライアル:30日間

7.AIスキャンロボ

ai-ocr_20221007_13.jpg画像出典元:「AIスキャンロボ」公式HP

【特徴】
・ディープラーニングに基づき独自開発された、高精度かつ高機能なAI-OCRを搭載
・日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語・タイ語の全5ヵ国語に対応
・1行に複数の情報が含まれる複雑な帳票や形式が異なる多種類の帳票などにも対応可能

【解説】
「AIスキャンロボ」は、AI技術を活用し、請求書や領収書などの紙帳票をテキストデータ化するAI-OCRサービスです。

独自の人工知能であるOCRプログラムを導入することで、従来のOCRでは困難だった複雑な段組の帳票読み取りを可能とします。

テンプレートの自動識別機能により、フォーマットが異なる帳票をまとめてアップロードしても自動で識別してくれるので便利です。

一般に、AI-OCRで帳票を読み取る際はテンプレートを事前に作成する必要がありますが、AIスキャンロボでは代行してくれるので、設定に時間や労力を費やす必要がありません。

完全自社開発かつクラウド型なので、常に最新の状態でサービスを利用し続けることができます。

料金プランが公開されていないため、コスト面など検討しづらい部分もあるでしょう。

【料金プラン】
▶初期費用:要問い合わせ
▶月額利用料:要問い合わせ
▶無料トライアル:なし(有償トライアルあり)

AI-OCRの比較ポイントは?


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AI-OCRの導入金額は決して安くないため、導入前に自社に最適なサービスを見極めることが重要です。

1. 文字の認識精度
文字の読取精度はツールによってさまざま。

限りなく100%に近い読取精度のものもあれば、手書き文書と活字、日本語と英字とで精度が異なるものもあります。

読取精度が低いと、データの修正や確認などで余計な労力を費やすことになり、かえって非効率さを招く結果になってしまいます。

比較の際は、トライアルがあるなら実際の帳票で試し、必ずチェックするようにしましょう。

2. 使いやすさ
優れた機能が豊富に搭載されていても、操作が難しかったり複雑だったりすると、うまく活用することができません。

ツールはできるだけシンプルな構造で、直感的に操作できるものを選ぶようにしましょう。

専門的知識や技術がなくても、誰でも簡単に操作できるツールが好ましいです。

AI-OCRは、使い勝手や機能など、事前に試せるトライアルが用意されているケースが多いので、積極的に試すようにしましょう。

3. サポートの充実度
サポート体制が充実しているかも、比較する際のポイントです。

とくにAI-OCRは、帳票を読み取る際、テンプレートを事前に作成する必要があります。

各種設定方法だったり操作方法だったり、導入後は何かしらの疑問が出るケースがとても多いです。

システムを効率的に運用するため、最低でも以下2つのサポートがあると安心です。

・質問や疑問、トラブルなどに対して素早い対応がある
・システム運用に関するアドバイスやコツなどを提供

ユーザーコミュニティを活用して答えを見つける必要がある場合、AI-OCRを使用する社員の検索スキルによって解決策にたどりつけない可能性もあります。

対面や電話・オンライン面談で直接サポートしてもらう必要があるかも検討しましょう。

AI-OCRを導入するメリット


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1. データ入力業務の効率化
AI-OCRは文書の読み取りからデータ化まで、1枚あたり数秒で完了するため、作業時間と労力の削減効果は絶大です。

AI-OCRで自動化することにより、人的リソースの確保と生産性の向上につながる業務に時間を費やすことができるようになります。

2. 業務品質の向上につながる
手作業によるデータ入力は、見間違いや誤入力など、人的ミスの発生は避けられません。

業務品質を担保するため、複数人によるダブルチェックが不可欠です。

AI-OCRだからといって、誤認識なくすべて正確に入力できるわけではありませんが、最終確認や修正だけに注力することができます。

そのため、誤認識があっても気づきやすくなり、品質向上につながるのです。

3. データ管理や検索のしやすさ
AI-OCRは、紙の帳票をテキストデータ化し、データのまま保存しておくことができます。

デジタルデータとして管理してあれば、必要な情報を検索し、すぐに取得することができ、複数人で共有することも可能です。

当然、ペーパーレス化を実現することが可能なので、保管スペースを確保する必要もありません。

データの管理や検索のしやすさは、AI-ORCならではのメリットと言えるでしょう。

AI-OCRのデメリット


1.完全に自動化できるわけではない
AI-OCRを導入することにより、あらゆる文書を高い精度でデータ化することができます。

しかし、すべての文書を100%正確に認識できるわけではありません。

誤認識したり読み取れなかったり、時にはエラーを起こす場合もあります。

AI-OCRを導入したとしても、最終的には人の目によるチェックが必要です。

2.ある程度のコストがかかる
AI-OCRを導入するにはコストがかかります。

料金に関してはベンダーによってさまざまですが、AI-OCRは数十万円から数百万円ものコストが必要です。

その他、オプション費用や保守費用、バージョンアップ費用など、初期費用や月額費用とは別に費用が発生する場合もあります。

ツールの導入を検討する際は、費用対効果についてもよく考える必要があるでしょう。

AI-OCRを上手に活用するには?


ai-ocr_20221007_16.jpg画像出典元:写真AC

AI-OCRを導入し、上手に活用していくためには、いくつかのポイントがあります。

最も意識しておきたいポイントを3つ紹介しますので、参考にしてください。

1.課題や目的を明確にする
AI-OCRを上手に活用するには、自社が抱える課題や導入すべき目的を明確化することが重要です。

課題や目的が不透明な状態のままツールを導入したとしても、有効活用できるばかりか、失敗する可能性が高まります

課題や目的を明確にした上でツールを活用すれば、その効果も目に見えて実感できることでしょう。

2. 作業フローの整備
AIを搭載したOCRとはいえ、100%の読取精度があるわけではありません。

今よりも読取精度が向上していく可能性はありますが、それでも100%の精度を実現することは極めて難しいでしょう。

そのため、AI-OCRでデータ化したあと、正確に文字認識が行われているかのチェックが欠かせません。

AI-OCRを活用するには、少なくとも「帳票をPDFなど画像データに変換し、目視確認を行う」といった作業が必要です。

どのような流れで作業を進めていくのか、現場スタッフと確認し合いながら、作業フローを整備すると良いでしょう。

3.サポートのフル活用
サポートをフル活用することは、ツールを上手に活用するための近道です。

「誰でも簡単に操作が可能です」といった文言は、サービスページによく書かれています。

けれども、実際に使用してみると、使い方がわからなかったり設定に戸惑ったりなど、スムーズに使えないというケースも少なくありません。

わからないことや疑問に感じたことなどがあれば、遠慮せず、すぐにサポートを活用するようにしましょう。

疑問や質問だけでなく、運用に関するアドバイスや活用方法などにも対応するベンダーも多くあります。

ぜひサポートをフル活用し、AI-OCRを上手に活用しましょう。

まとめ


AI-OCRを導入することにより、請求書や領収書など、あらゆるデータ入力業務の大幅な効率化が期待できます。

サービスを選ぶ際は、導入する目的や課題を明確化するなど、選定ポイントを意識しながら行うことで、自社に合ったサービスが見つかるはずです。

AI-OCRは、従来のOCRを遥かに上回る文字認識技術で、業務効率の向上を実現することができます。

ぜひ、自社に合ったAI-OCRを選び、業務効率化や生産性向上を目指しましょう。


料金などのサービスについてより詳しく知りたい方は資料を参照ください。
(※以下から資料請求できないサービスもございます)
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