夢に向かって…17歳高校2年生が往復5時間以上かけて通う“特別な学校”

金曜夜9時からは、ゲストに谷まりあを迎えて、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」【遠距離通学&開かずの金庫&アイデア一発ヒット商品】を放送。

「テレ東プラス」では、6月2日に放送された番組の中から、「驚きの遠距離通学 なぜそんな遠くから通っているんですか?」の内容をプレイバックします。

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リポーターのバッドナイス常田がやって来たのは、東京・上野。こちらの遠藤さんが驚きの場所から通っています。

午後3時、帰宅開始! 歩いて上野駅へ行き、山手線で品川方面へ。神田駅で中央特快の高尾行きに乗り換えます。
車内では勉強していることが多いそうで、テストはほとんど90点以上! とても優秀な遠藤さん。

中央線でひたすら西へ進み、終点の高尾駅に到着。しかしまだ最寄り駅ではなく、JR中央本線の大月行きに乗り換えます。
電車は神奈川県に入り、山梨県に突入。どんどん進み、本日2度目の終点・大月駅で下車。ここが遠藤さんの最寄り駅です。気になる定期代は、1年間で約20万円。全てご両親が負担しています。

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駅から自宅までは、家族が交代で車で送迎。この日は、大学4年生のお姉さんが迎えにきてくれました。「私は通学時間が短いので、(弟は)長くて大変だろうなと。少しでも時間がある時に迎えに来れたらいいなと思って」とお姉さん。
走ること25分、ようやく自宅に到着しました。片道約2時間30分、往復5時間の遠距離通学です。

遠藤さんは、共働きの両親と姉の4人家族。お母さんは、帰宅するとすぐに夕食の支度を始めます。いつも家族の健康を気づかったメニューを作ってくれるそうで、この日はスパイスたっぷりの薬膳カレーでした。

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遠藤さんが遠距離通学を決めたのは、中学3年生の頃。「自分の思いを表に出すような子じゃなかったんですけど、進路に関しては覚悟を決めた表情だったので」とお父さん。常田は「遠藤くんの遠距離通学は、遠藤家の遠距離通学なんですね」と感動します!

学校がある日は朝4時半に起床。お母さんが作ってくれたお弁当を持ち、朝5時10分に家を出ます。果たして、そこまでして通う学校とは……?

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遠藤さんが通うのは、「岩倉高等学校」運輸科。日本で最も歴史ある鉄道学校で、通常授業の他、鉄道に関するさまざまな授業を受けることができます。
敷地内にはかつてJRで使用していた車両があり、運転シミュレーターを使った実践的な授業も。
そう! 遠藤さんの夢は電車の運転士。幼い頃、祖母の家に電車で遊びに行っていたことから、夢を持つように。普通科もあるため、転科すれば大学進学も目指しやすいとのこと。

「でも今は、電車の運転士になる夢は全く揺らいでいないので、夢に向かって頑張りたい」と遠藤さん。幼い頃に抱いた夢を胸に、今日も遠距離通学を続けています。

金曜夜9時からは、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」【遠距離通学&開かずの金庫&アイデア一発ヒット商品】を放送!

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