内紛勃発のデンマーク代表、MFエリクセンは「代表でのプレーを愛している」
2018.09.04 21:45 Tue
▽トッテナムに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが、窮地に立たされている母国でのプレーを愛していると主張した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
▽問題視されているのは、協会と選手間の契約条件が合意に至っていない点だ。DBUは2015年時点で選手協会と契約を締結していたが、それが仲裁裁判所まで持ち込まれ、DBU側が敗訴。8月一杯で契約は失効となっており、未契約のため9月以降の活動は不可能な状態となった。
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)でもベスト16に名を連ねたデンマーク。その中核を担うエリクセンは、代表チームへの深い愛情を語り現状を打破すべきとの見解を示した。
「この紛争を今にも解決しなければならない。溝を深くしている場合ではないんだ。古い契約で1か月更新しようじゃないか。僕らは今週に代表戦を控えているし、この2試合を終えた後でも全体の契約について交渉する時間はある」
「ここ(代表チーム)に来るのはお金の為じゃない」
「僕らは、デンマーク代表でのプレーを愛しているからここに居るんだ。デンマークフットボールの広大さや、子供たちに向けてプレーすることに、数ミリオンもの誇りを抱いている。デンマークフットボール全ての為に僕らはやるんだ」
▽なお、デンマークは女子代表チームとも同様の問題が生じており、ワールドカップ予選が中止に。欧州サッカー連盟(UEFA)は、DBUに対して罰金を科した他、同じ状況が起きた場合は追放する可能性もあると通達していた。エリクセンの母国を憂う叫びは、上層部の決定に響くのだろうか。
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▽デンマークでは現在、サッカー協会(DBU)と選手協会が対立している。5日の国際親善試合スロバキア代表戦、9日のUEFAネイションズリーグ・ウェールズ代表戦のため、3日にメンバー発表が行われる予定だったが、“内紛”の影響で延期となった。▽ロシア・ワールドカップ(W杯)でもベスト16に名を連ねたデンマーク。その中核を担うエリクセンは、代表チームへの深い愛情を語り現状を打破すべきとの見解を示した。
「この紛争を今にも解決しなければならない。溝を深くしている場合ではないんだ。古い契約で1か月更新しようじゃないか。僕らは今週に代表戦を控えているし、この2試合を終えた後でも全体の契約について交渉する時間はある」
「僕らは、給料を支払っているクラブのホームで過ごすことができる。家で妻や子供たちと一緒にね」
「ここ(代表チーム)に来るのはお金の為じゃない」
「僕らは、デンマーク代表でのプレーを愛しているからここに居るんだ。デンマークフットボールの広大さや、子供たちに向けてプレーすることに、数ミリオンもの誇りを抱いている。デンマークフットボール全ての為に僕らはやるんだ」
▽なお、デンマークは女子代表チームとも同様の問題が生じており、ワールドカップ予選が中止に。欧州サッカー連盟(UEFA)は、DBUに対して罰金を科した他、同じ状況が起きた場合は追放する可能性もあると通達していた。エリクセンの母国を憂う叫びは、上層部の決定に響くのだろうか。
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