リバプール、サラー&ファン・ダイク弾で好調ウルブスを撃破し首位をキープ!《プレミアリーグ》

2018.12.22 07:15 Sat
Getty Images
▽リバプールは21日、プレミアリーグ第18節でウォルバーハンプトンと対戦し、2-0で勝利した。

▽前節のマンチェスター・ユナイテッド戦を3ゴールで粉砕した首位のリバプールが、3連勝中と好調の7位ウォルバーハンプトンの本拠地に乗り込んだ一戦。リーグ戦負けなしが継続中のリバプールは、前節から先発を2人変更。ワイナルドゥムとクラインに代えてヘンダーソンとミルナーを先発で起用した。
▽強い雨が降りしきる中でスタートした試合は、ホームチームが積極的な入りを見せる。すると4分、相手陣内でファビーニョのパスをモウティーニョが引っかけると、こぼれ球を拾ったアダマ・トラオレがボックス右からシュートを放ったが、これはわずかにゴール右に逸れる。

▽さらにウォルバーハンプトンは、14分にもドハーティのスルーパスからボックス右まで駆け上がったサイスが決定機を迎えたが、シュートはGKアリソンのセーブに阻まれた。

▽立て続けのピンチを凌いだリバプールは、頼れるエースが試合を動かす。18分、FKのんがれたボールを逆サイドでつなぐと、マネとのワンツーでボックス右深くまで侵入したファビーニョの折り返しから最後はゴール前のサラーが左アウトサイドで流し込んだ。
▽先制したリバプールは26分にも、ミルナーのミドルシュートで相手ゴールに迫ったが、その後は決定機さえも作れない苦しい時間が続く。逆に、38分にはアダマ・トラオレのワンタッチパスからボックス内に侵入したジョニーに決定機を許すが、シュートはGKアリソンがセーブ。結局、前半は0-1のスコアで終了した。

▽迎えた後半、リバプールは56分にアクシデント。プレー中に負傷したナビ・ケイタがプレー続行不可能となり、ベンチに下がる。これに伴いララナが緊急投入された。すると67分、フィルミノの縦パスに右サイド駆け上がったサラーがボックス中央に上がったマネへパス。マネは相手DFを引き付けて左へラストパスを送るもララナのシュートはGKパトリシオに阻まれた。

▽チャンスを逃したリバプールだが、直後のコーナーキックの流れから追加点を奪う。68分、ショートコーナーからロバートソンが上げたクロスは相手に弾き返されるも、こぼれ球をボックス右手前で拾ったサラーのクロスをゴール前に抜け出したファン・ダイクが左足で合わせ、ゴール右に突き刺した。

▽リードを広げたリバプールは、76分にフィルミノを下げてワイナルドゥム、87分にマネを下げてクラインを投入し、試合をクローズ。最後までウォルバーハンプトンの攻撃をシャットアウトし、2-0で勝利した。
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