久保よ安心して行け! FC東京、D・オリヴェイラ久々弾など4発で首位の座守り切る!《J1》
2019.06.29 20:56 Sat
明治安田生命J1リーグ第17節のFC東京vs横浜F・マリノスが29日に味の素スタジアムで行われ、4-2でFC東京が勝利した。
ここまで10勝3分け3敗で首位に立つFC東京(勝ち点33)と、9勝3分け4敗で暫定2位につける横浜FM(勝ち点30)による首位攻防戦。今節が前半戦ラストマッチ。横浜FMは2点差以上の勝利で首位に浮上することができ、両者にとっては首位で後半戦を迎えたい重要な一戦だ。
序盤の首位独走状態から一転し、直近2試合の黒星で今シーズン初のリーグ戦連敗を喫し、その勢いに陰りが見えるFC東京。今節も敗れれば首位の座を奪われる可能性もあるだけに、3試合ぶり白星が欲しいところ。その一戦に向けては、前節のベガルタ仙台戦と同様の先発メンバーを起用した。
一方、直近5試合で4勝1敗と好調を維持し、前節の勝利で暫定ながら2位に浮上した横浜FM。昨シーズン、ダブルを喫した相手に勝利することで、首位でシーズンを折り返したい。先発メンバーには、第15節の清水エスパルス戦で愚行により退場し、前節出場停止だったマルコス・ジュニオールが復帰。コパ・アメリカから帰還した三好はベンチスタートとなった。
今夏にFC東京からレアル・マドリー移籍が決まったMF久保建英が、試合後の壮行セレモニーのため来場。同選手にとってFC東京はもちろん、横浜FMも昨シーズンに期限付き移籍で加入していたクラブであり、縁深いクラブ同士の対戦となった。
対するFC東京も14分にセットプレーからチャンス。ナ・サンホの右CKにファーサイドで森重がフリーでヘディングシュート。しかし、これがGK朴の正面に飛んでしまい先制点とはならない。
ヒヤリとする場面もなんとか凌いだ横浜FM。すると、その1分後に試合を動かす。和田のパスをハーフウェイライン付近右で受けた喜田がダイレクトで縦パス。これに反応した仲川がボックス右に持ち込んでグラウンダーのクロスを送ると、GK林がファンブルする。こぼれたボールをマルコス・ジュニオールが押し込み、横浜FMが先制点を奪う。
一瞬の隙を突かれ、先手を奪われたFC東京だったが、すぐさま攻勢に。17分、後方からのロングボールを高萩が競るとボールはバイタルエリア左に転がる。これを拾ったナ・サンホがボックス左外から切れ込んで右足を振り抜くと、シュートは密集地帯を抜けるもGK朴の守備範囲に。しかし、GK朴がキャッチし損ねてしまい、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。
両者が1点を取り合うと、横浜FMがボールを保持。一方のFC東京はカウンターのチャンスを探るが、互いにシュートを許さず前半終盤へ。するとこの膠着した試合が再び動き始める。まずは横浜FMが36分、ティーラトンの左CKをチアゴ・マルチンスが強烈なヘディングシュート。しかし、これは林が正面でキャッチして防ぐ。
勝ち越しゴールを許さないFC東京は38分、カウンターから左サイドでボールを持った高萩が横浜FMのハイラインの裏へロングボールを供給。オフサイドポジションにいたナ・サンホは関与せず。すると、後ろからスピードスター永井が。完全に相手DFを置き去りにし、GKとの一対一を迎え、ループシュート。GK朴が弾いたが、ボールはそのままゴール方向に転がってゴールラインを割った。FC東京が2-1と逆転に成功する。
試合をひっくり返された横浜FM。43分、マルコス・ジュニオールのクロスのこぼれ球をボックス内のエジガル・ジュニオがボレーシュートを放つ。GK林の弾いたボールを仲川がプッシュしたが、これはオフサイドの判定が下されてしまい、同点とはならない。
後半に入ると、横浜FMが攻勢を強める。54分、右サイドでボールを受けた仲川が縦への仕掛けからニアサイドにグラウンダーのクロス。走り込んだ和田が押し込もうとするも、相手DFに寄せられてしまいシュートはゴール右外に外れる。
だが、横浜FMが押し込みかけた直後、FC東京がカウンターを炸裂させる。自陣中央でボールを奪った高萩が一気に左サイドへ展開。ここに走り込んだ永井がボックス左に持ち込み、相手DFのタイミングを外してゴールラインギリギリのところから左足でふわりとクロスを送り、GK朴の頭上を越えたボールをディエゴ・オリヴェイラが頭で押し込んだ。エースのリーグ戦8試合ぶりゴールで横浜FMを突き放す。
さらに62分、ボックス左手前でボールを持った小川が永井のフリーランを見逃さずボックス左にスルーパス。並走した和田に身体をぶつけてシュートを放つと、GK林が弾いたところを再びディエゴ・オリヴェイラが仕留めた。
スコアを4-1としたFC東京がその後も、前掛かりとなる横浜FMを逆手にとってカウンターで脅威を与え続ける。対する横浜FMは、75分に天野を下げて代表帰りの三好、81分にマルコス・ジュニオールを下げて山谷を投入して攻撃の活性化を図る。
すると横浜FMは83分、左サイドで遠藤が三好とのワンツーで突破し、ダイレクトでクロス。これをゴール前右で仲川が右足で合わせると、ポスト、GK林に当たってゴールへ。横浜FMが2点差に詰め寄る。
その後、横浜FMは三好のところから幾度もボックス内に迫ったが、反撃は及ばず。4-2で首位攻防戦を制したFC東京が3試合ぶり白星で首位の座をキープした。
ここまで10勝3分け3敗で首位に立つFC東京(勝ち点33)と、9勝3分け4敗で暫定2位につける横浜FM(勝ち点30)による首位攻防戦。今節が前半戦ラストマッチ。横浜FMは2点差以上の勝利で首位に浮上することができ、両者にとっては首位で後半戦を迎えたい重要な一戦だ。
一方、直近5試合で4勝1敗と好調を維持し、前節の勝利で暫定ながら2位に浮上した横浜FM。昨シーズン、ダブルを喫した相手に勝利することで、首位でシーズンを折り返したい。先発メンバーには、第15節の清水エスパルス戦で愚行により退場し、前節出場停止だったマルコス・ジュニオールが復帰。コパ・アメリカから帰還した三好はベンチスタートとなった。
今夏にFC東京からレアル・マドリー移籍が決まったMF久保建英が、試合後の壮行セレモニーのため来場。同選手にとってFC東京はもちろん、横浜FMも昨シーズンに期限付き移籍で加入していたクラブであり、縁深いクラブ同士の対戦となった。
試合はホームのFC東京が勢いよく攻撃を仕掛ける中、徐々に横浜FMが持ち味のアタッキングフットボールを披露。7分、エジガル・ジュニオのポストプレーからマルコス・ジュニオールが左に展開すると、遠藤がボックス左での縦への仕掛けからGK林とディフェンスラインの間に鋭いクロスを送る。これがファーサイドに抜け、最後は仲川が飛び込んだが、右足で合わせたボールは枠を捉えることができない。
対するFC東京も14分にセットプレーからチャンス。ナ・サンホの右CKにファーサイドで森重がフリーでヘディングシュート。しかし、これがGK朴の正面に飛んでしまい先制点とはならない。
ヒヤリとする場面もなんとか凌いだ横浜FM。すると、その1分後に試合を動かす。和田のパスをハーフウェイライン付近右で受けた喜田がダイレクトで縦パス。これに反応した仲川がボックス右に持ち込んでグラウンダーのクロスを送ると、GK林がファンブルする。こぼれたボールをマルコス・ジュニオールが押し込み、横浜FMが先制点を奪う。
一瞬の隙を突かれ、先手を奪われたFC東京だったが、すぐさま攻勢に。17分、後方からのロングボールを高萩が競るとボールはバイタルエリア左に転がる。これを拾ったナ・サンホがボックス左外から切れ込んで右足を振り抜くと、シュートは密集地帯を抜けるもGK朴の守備範囲に。しかし、GK朴がキャッチし損ねてしまい、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。
両者が1点を取り合うと、横浜FMがボールを保持。一方のFC東京はカウンターのチャンスを探るが、互いにシュートを許さず前半終盤へ。するとこの膠着した試合が再び動き始める。まずは横浜FMが36分、ティーラトンの左CKをチアゴ・マルチンスが強烈なヘディングシュート。しかし、これは林が正面でキャッチして防ぐ。
勝ち越しゴールを許さないFC東京は38分、カウンターから左サイドでボールを持った高萩が横浜FMのハイラインの裏へロングボールを供給。オフサイドポジションにいたナ・サンホは関与せず。すると、後ろからスピードスター永井が。完全に相手DFを置き去りにし、GKとの一対一を迎え、ループシュート。GK朴が弾いたが、ボールはそのままゴール方向に転がってゴールラインを割った。FC東京が2-1と逆転に成功する。
試合をひっくり返された横浜FM。43分、マルコス・ジュニオールのクロスのこぼれ球をボックス内のエジガル・ジュニオがボレーシュートを放つ。GK林の弾いたボールを仲川がプッシュしたが、これはオフサイドの判定が下されてしまい、同点とはならない。
後半に入ると、横浜FMが攻勢を強める。54分、右サイドでボールを受けた仲川が縦への仕掛けからニアサイドにグラウンダーのクロス。走り込んだ和田が押し込もうとするも、相手DFに寄せられてしまいシュートはゴール右外に外れる。
だが、横浜FMが押し込みかけた直後、FC東京がカウンターを炸裂させる。自陣中央でボールを奪った高萩が一気に左サイドへ展開。ここに走り込んだ永井がボックス左に持ち込み、相手DFのタイミングを外してゴールラインギリギリのところから左足でふわりとクロスを送り、GK朴の頭上を越えたボールをディエゴ・オリヴェイラが頭で押し込んだ。エースのリーグ戦8試合ぶりゴールで横浜FMを突き放す。
さらに62分、ボックス左手前でボールを持った小川が永井のフリーランを見逃さずボックス左にスルーパス。並走した和田に身体をぶつけてシュートを放つと、GK林が弾いたところを再びディエゴ・オリヴェイラが仕留めた。
スコアを4-1としたFC東京がその後も、前掛かりとなる横浜FMを逆手にとってカウンターで脅威を与え続ける。対する横浜FMは、75分に天野を下げて代表帰りの三好、81分にマルコス・ジュニオールを下げて山谷を投入して攻撃の活性化を図る。
すると横浜FMは83分、左サイドで遠藤が三好とのワンツーで突破し、ダイレクトでクロス。これをゴール前右で仲川が右足で合わせると、ポスト、GK林に当たってゴールへ。横浜FMが2点差に詰め寄る。
その後、横浜FMは三好のところから幾度もボックス内に迫ったが、反撃は及ばず。4-2で首位攻防戦を制したFC東京が3試合ぶり白星で首位の座をキープした。
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