西澤が2発! 清水、名古屋との残留争い直接対決を制し暫定9位浮上!《J1》
2019.09.13 21:45 Fri
明治安田生命J1リーグ第26節の清水エスパルスvs名古屋グランパスが13日にIAIスタジアム日本平で行われ、3-2で清水が勝利した。
ここまで8勝5分け12敗で13位に位置する清水(勝ち点29)と、8勝7分け10敗で9位につける(勝ち点31)の名古屋が激突した。前節の鹿島アントラーズ戦を0-4で敗れ、リーグ戦3試合未勝利の清水は、その一戦から先発メンバーを3人を変更。吉本と立田、中村に代えて、ファン・ソッコが第18節以来に出場したほか、エウシーニョ、金子が先発に名を連ねた。
一方の名古屋も前節のFC東京戦を1-2で敗れて、リーグ戦3試合未勝利。さらに代表ウィークに行われたYBCルヴァンカップの準々決勝、川崎フロンターレ戦でも2戦合計スコア2-4で敗退した。ここでもう一度、浮上したい名古屋は、FC東京戦から先発メンバーを4人変更。藤井と太田、成瀬、長谷川に代えて、古巣対戦となる吉田のほか、宮原、和泉、赤崎を起用した。
勝ち点「2」差の両者による対戦。試合開始直後、アウェイの名古屋が勢いよく攻撃を仕掛け、3分には赤崎が左サイドからカットインシュートを放つが、ここはGK大久保がパンチングで防ぎ、先手を取らせない。
立ち上がりが経過すると、清水が徐々にボールを保持し始める。しかし、その矢先、名古屋が一瞬の隙を突いて先制に成功する。14分、ガブリエル・シャビエルからのパスを受けた吉田がボックス左外から右足でクロス。これは味方に合わなかったが、二見のクリアが中途半端に。ファーサイドに飛んだボールを走り込んだ宮原が頭で押し込んだ。
試合がイーブンになると、追いつかれた名古屋が勝ち越しを狙う。35分にはボックス左に侵攻した和泉がGKとDFの間に鋭いクロスを供給。さらにその直後にも敵陣中央右からエドゥアルド・ネットがミドルシュートを放つも、どちらもGK大久保に阻まれた。
1-1で試合を折り返すと、両チームともに決定機を創り出せないなか、54分に清水が逆転に成功する。右サイドでパスを受けたエウシーニョがボックス右手前に持ち込むが、パスの出し先に困り、ボックス内へのパスを選択するも相手にブロックされる。それでも自身の下に再び転がってきたボールをダイレクトで右足を合わせると、河井に当たってゴール左方向へ。GKランゲラックは一歩も動けず、ボールはそのままゴールネットを揺らした。
試合をひっくり返し、勢いに乗る清水はさらに59分、ハーフウェイライン付近のルーズボールに反応した金子が、ワンタッチで相手DFをかわして敵陣へと一気に持ち上がる。その後、ボックス手前から左サイドにパスを供給し、これを受けた西澤がボックス左手前から左足でシュートを放つと、相手DFの股を抜けてボールは右サイドネットへ。清水が3-1と名古屋を引き離す。
苦しい展開を強いられる名古屋は反撃に向けて、直後、エドゥアルド・ネットと吉田を下げて、米本と前田を立て続けに投入。すると70分、右サイドの前田からのクロスをジョーが頭で合わせるも、ここはGK大久保の守備範囲に飛んでしまう。
名古屋は73分に赤崎に代えて長谷川を投入し、交代カード3枚すべてを切る。するとその1分後、敵陣中央でボールを受けた米本がミドルシュートを放つ。これをペナルティアーク付近の長谷川が右足ヒールで合わせると、コースが変わったボールにGK大久保は反応できず、ゴール右に吸い込まれ、名古屋が1点差に詰め寄った。
その後、名古屋は同点を目指して猛攻を仕掛ける。86分には左サイドからのクロスを収めた長谷川がボックス内からシュート。しかし、GK大久保の正面に。88分にはボックス右の前田が縦への仕掛けからあげたクロスがGK大久保を越えて左ポストに直撃。この跳ね返りがエウシーニョの手に当たったが、笛は鳴らず。
名古屋は最後まで攻勢を続け、90分にはガブリエル・シャビエルが強烈なボレーシュートを放つも、GK大久保がファインセーブ。最後まで名古屋の攻撃を耐え凌いだ清水が、4試合ぶり白星を飾り、暫定9位に浮上した。対する名古屋はこれで4試合未勝利となった。
ここまで8勝5分け12敗で13位に位置する清水(勝ち点29)と、8勝7分け10敗で9位につける(勝ち点31)の名古屋が激突した。前節の鹿島アントラーズ戦を0-4で敗れ、リーグ戦3試合未勝利の清水は、その一戦から先発メンバーを3人を変更。吉本と立田、中村に代えて、ファン・ソッコが第18節以来に出場したほか、エウシーニョ、金子が先発に名を連ねた。
勝ち点「2」差の両者による対戦。試合開始直後、アウェイの名古屋が勢いよく攻撃を仕掛け、3分には赤崎が左サイドからカットインシュートを放つが、ここはGK大久保がパンチングで防ぎ、先手を取らせない。
立ち上がりが経過すると、清水が徐々にボールを保持し始める。しかし、その矢先、名古屋が一瞬の隙を突いて先制に成功する。14分、ガブリエル・シャビエルからのパスを受けた吉田がボックス左外から右足でクロス。これは味方に合わなかったが、二見のクリアが中途半端に。ファーサイドに飛んだボールを走り込んだ宮原が頭で押し込んだ。
先制点を奪われた清水だが、すぐさま攻勢に転じる。すると25分、自陣からのボール奪取から、河井、竹内とつなぎ、左サイドで受けた西澤が中央に切れ込んで右足を振り抜く。これがゴール右に吸い込まれ、清水が試合を振り出しに戻した。
試合がイーブンになると、追いつかれた名古屋が勝ち越しを狙う。35分にはボックス左に侵攻した和泉がGKとDFの間に鋭いクロスを供給。さらにその直後にも敵陣中央右からエドゥアルド・ネットがミドルシュートを放つも、どちらもGK大久保に阻まれた。
1-1で試合を折り返すと、両チームともに決定機を創り出せないなか、54分に清水が逆転に成功する。右サイドでパスを受けたエウシーニョがボックス右手前に持ち込むが、パスの出し先に困り、ボックス内へのパスを選択するも相手にブロックされる。それでも自身の下に再び転がってきたボールをダイレクトで右足を合わせると、河井に当たってゴール左方向へ。GKランゲラックは一歩も動けず、ボールはそのままゴールネットを揺らした。
試合をひっくり返し、勢いに乗る清水はさらに59分、ハーフウェイライン付近のルーズボールに反応した金子が、ワンタッチで相手DFをかわして敵陣へと一気に持ち上がる。その後、ボックス手前から左サイドにパスを供給し、これを受けた西澤がボックス左手前から左足でシュートを放つと、相手DFの股を抜けてボールは右サイドネットへ。清水が3-1と名古屋を引き離す。
苦しい展開を強いられる名古屋は反撃に向けて、直後、エドゥアルド・ネットと吉田を下げて、米本と前田を立て続けに投入。すると70分、右サイドの前田からのクロスをジョーが頭で合わせるも、ここはGK大久保の守備範囲に飛んでしまう。
名古屋は73分に赤崎に代えて長谷川を投入し、交代カード3枚すべてを切る。するとその1分後、敵陣中央でボールを受けた米本がミドルシュートを放つ。これをペナルティアーク付近の長谷川が右足ヒールで合わせると、コースが変わったボールにGK大久保は反応できず、ゴール右に吸い込まれ、名古屋が1点差に詰め寄った。
その後、名古屋は同点を目指して猛攻を仕掛ける。86分には左サイドからのクロスを収めた長谷川がボックス内からシュート。しかし、GK大久保の正面に。88分にはボックス右の前田が縦への仕掛けからあげたクロスがGK大久保を越えて左ポストに直撃。この跳ね返りがエウシーニョの手に当たったが、笛は鳴らず。
名古屋は最後まで攻勢を続け、90分にはガブリエル・シャビエルが強烈なボレーシュートを放つも、GK大久保がファインセーブ。最後まで名古屋の攻撃を耐え凌いだ清水が、4試合ぶり白星を飾り、暫定9位に浮上した。対する名古屋はこれで4試合未勝利となった。
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