裏天王山を制したのはスサエタお披露目のG大阪! 渡邉が鳥栖撃破の決勝ゴール《J1》
2019.09.14 21:05 Sat
14日にパナソニック スタジアム 吹田で行われた明治安田生命J1リーグ第26節のガンバ大阪(14位/勝ち点28)vsサガン鳥栖(16位/同27)は、ホームのG大阪が1-0で勝利した。
ルヴァンカップの準決勝に勝ち上がったものの、肝心のJ1リーグの戦いで6試合未勝利中のG大阪。今節は鳥栖との残留争い直接対決となる。その一戦に向け、負傷離脱が続いた藤春が4月に行われた第7節の浦和戦以来となる先発復帰。ルヴァンカップ2試合で先発外だった宇佐美も復帰したほか、新加入のスサエタもベンチ入りした。
一方の鳥栖は、逆転勝利した仙台との前節を含め、ここ5試合3勝1分け1敗。中断期間に休養と修正の時間を設け、G大阪との裏天王山を迎える。3連敗中のG大阪ホームに乗り込む今節に向け、仙台戦の顔ぶれから松岡と福田の1点のみを変更。調子を上げている金崎らがシーズン3度目の連勝を目指して、スタートからピッチに立った。
勝ち点1差でひしめく両者の一戦は、アウェイの鳥栖がシュートで終わる攻撃を立ち上がりからみせるなか、ホームのG大阪が丁寧な繋ぎで攻め手を探る展開に。そうした流れで進むにつれて、ルヴァンカップで回帰した4バックを継続するG大阪がCKのチャンスを増やしていくなど、鳥栖を押し込む構図が色濃くなっていく。
そのG大阪は左CKのチャンスを獲得した15分、宇佐美のクロスをGK高丘に弾かれると、ファーサイドでセカンドボールに反応した遠藤の折り返しに小野瀬がヘッド。ゴール左上隅を突いたが、プレスバックした相手DFのクリアに遭う。続く25分にも高い位置でボールを奪った宇佐美の仕掛けから倉田がシュートを放ったが、再びGK高丘が立ちふさがる。
こう着状態で折り返したG大阪は、後半も立ち上がりから能動的な戦いを披露するなか、開始早々に遠藤の正確なロングフィードでバックラインの背後を突いた倉田がボックス右から右足シュート。続く50分、遠藤の素早いリスタートからバイタルエリア中央の宇佐美が枠を突くシュートで襲いかかるなど、得点の匂いを感じさせる攻撃を転じる。
だが、徐々に運動量で相手を上回り始めた鳥栖は62分、金崎がG大阪最終ラインの背後にスルーパスを通して絶好機。ボックス右に抜け出した金森が切り返しからゴールを狙ったが、クロスバーを直撃した。さらに、ショートカウンターに転じた67分、ボックス左で途中出場の小野からパスを受けた金崎だったが、シュートは左ポストを叩く。
鳥栖の攻勢を凌ぐ時間が続くG大阪は、その流れを変えるべく、83分に倉田に代えて、デビュー戦のスサエタを満を持してピッチへ。すると、その直後、均衡を破る。途中出場のアデミウソンが左サイドからクロス。ボックス内でこれに反応した途中出場の渡邉が渾身のヘディングシュートを決め、劣勢だったG大阪が先制に成功してみせる。
結局、渡邉のシーズン初得点が後半を通じて続いた鳥栖の攻勢を弱める抑止力となり、G大阪が残留争いからの脱却がかかった重要な直接対決の勝者に。7試合ぶりの勝利を掴み取り、12位に浮上している。
ルヴァンカップの準決勝に勝ち上がったものの、肝心のJ1リーグの戦いで6試合未勝利中のG大阪。今節は鳥栖との残留争い直接対決となる。その一戦に向け、負傷離脱が続いた藤春が4月に行われた第7節の浦和戦以来となる先発復帰。ルヴァンカップ2試合で先発外だった宇佐美も復帰したほか、新加入のスサエタもベンチ入りした。
勝ち点1差でひしめく両者の一戦は、アウェイの鳥栖がシュートで終わる攻撃を立ち上がりからみせるなか、ホームのG大阪が丁寧な繋ぎで攻め手を探る展開に。そうした流れで進むにつれて、ルヴァンカップで回帰した4バックを継続するG大阪がCKのチャンスを増やしていくなど、鳥栖を押し込む構図が色濃くなっていく。
そのG大阪は左CKのチャンスを獲得した15分、宇佐美のクロスをGK高丘に弾かれると、ファーサイドでセカンドボールに反応した遠藤の折り返しに小野瀬がヘッド。ゴール左上隅を突いたが、プレスバックした相手DFのクリアに遭う。続く25分にも高い位置でボールを奪った宇佐美の仕掛けから倉田がシュートを放ったが、再びGK高丘が立ちふさがる。
シュートの形で終わるリズムの良い攻撃が続いた入りと打って変わり、時間の経過とともにG大阪の圧力を受ける時間帯が増えた鳥栖だが、ボールを奪うと、金崎やクエンカを経由した縦に素早い仕掛けで応戦。36分から37分にかけて、金森と安庸佑が立て続けにシュートを放っていくなど、攻めの形を見いだすが、決定的な場面を作りだせない。
こう着状態で折り返したG大阪は、後半も立ち上がりから能動的な戦いを披露するなか、開始早々に遠藤の正確なロングフィードでバックラインの背後を突いた倉田がボックス右から右足シュート。続く50分、遠藤の素早いリスタートからバイタルエリア中央の宇佐美が枠を突くシュートで襲いかかるなど、得点の匂いを感じさせる攻撃を転じる。
だが、徐々に運動量で相手を上回り始めた鳥栖は62分、金崎がG大阪最終ラインの背後にスルーパスを通して絶好機。ボックス右に抜け出した金森が切り返しからゴールを狙ったが、クロスバーを直撃した。さらに、ショートカウンターに転じた67分、ボックス左で途中出場の小野からパスを受けた金崎だったが、シュートは左ポストを叩く。
鳥栖の攻勢を凌ぐ時間が続くG大阪は、その流れを変えるべく、83分に倉田に代えて、デビュー戦のスサエタを満を持してピッチへ。すると、その直後、均衡を破る。途中出場のアデミウソンが左サイドからクロス。ボックス内でこれに反応した途中出場の渡邉が渾身のヘディングシュートを決め、劣勢だったG大阪が先制に成功してみせる。
結局、渡邉のシーズン初得点が後半を通じて続いた鳥栖の攻勢を弱める抑止力となり、G大阪が残留争いからの脱却がかかった重要な直接対決の勝者に。7試合ぶりの勝利を掴み取り、12位に浮上している。
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